キャスターの大きな音。気になりませんか?

イタリアのベネチアといえば、押しも押されぬ観光地。世界中からたくさんの観光客がやっています。そして、皆、キャスター付きの大きな荷物を持っていますね。空港やホテルなどの平らな床だったら、それほど力を入れなくてもスーッと動くので、これはとても便利です。もちろん私も愛用しています。ところが、ヨーロッパの都市によくある石畳だったらどうでしょう。車輪がときどきひっかかって、えっちらおっちら。それに、ゴロゴロとキャスターの大きな音がします。昼間ならともかく、夜はけっこう音が響きますね。気になりませんか?

ベネチアでは、スーツケースの車輪の音はだめ?  ベネチアでは、スーツケースの車輪の音はだめ? 

キャスター付きのスーツケースの使用が禁止?

去年の11月だったのですが、突然ショッキングなニュースが! なんと2015年5月からベネチアでのキャスター付きのスーツケースの使用が禁止されるというのです!ベネチア市当局は、違反者には最大で500ユーロの罰金を科す予定とも。歴史的な石畳の損傷防止、騒音の解消のためだそうです。空気注入式など無音のキャスターならば使用できるとのことで、TSAロックに次いで、またスーツケース業界に激震です。ベネチア用の無音キャスターつきの商品を開発しなくてはなりません。なんてことでしょうか!

とりあえずは、一件落着

そして、ベネチアを訪れる予定の旅行者に衝撃が走った約一週間後、またニュースが! 今度は、ベネチアがキャスター付きスーツケースの使用を禁止する情報は誤解だというのです。業者が商品を載せて運ぶカートだけが、一部、騒音防止の規制対象となるのだとベネチア市の行政長官が直々に声明をだしたのです。罰金500ユーロという、やけに具体的な金額は何だったのだろうかとは思いますが、とりあえずは今までどおり、ベネチアでゴロゴロとスーツケースを引っ張っても罰金はとられないそうです。なお、路地が入り組んでいてわかりにくいので、ベネチアに大きな荷物を持って入るときは、送迎のサービスをつけたほうがいいですよ。そうすれば、キャスターの騒音問題も一挙解決です。