あれ、バスじゃないの?

「リュブリャナからベネチアへの移動」の後編です。当日、朝8時30分発のバスに乗るためバスターミナル(といっても道路脇にバスが停まるスペースがある程度)に行くと、乗り場のあたりにはすでに人がたむろしています。時間10分前に大型バスがやってきました。「これか」と思って乗り込もうとすると、「いやいや、これじゃない」と運転手に言われました。彼が指差したのは、その隣に停まっている16人乗りの小型バン。バスではありませんでした。スーツケースを入れるスペースはとくにないので、前のほうの座席を潰してそこに積み上げています。後から中国人女性が2人来て「ベネチア?」と尋ね、乗り込んで来ました。運転手が言う料金は25ユーロ。「あれ?僕より2.2ユーロ安いぞ」とチケットを見ると、2.2ユーロは予約料でした。当日のほうが安いだなんて、何だか納得いきません。

水の都ベネチアまで、リュブリャナからたった3時間 水の都ベネチアまで、リュブリャナからたった3時間

猛スピードで、イタリアに入国

満席になったバンは、10分遅れぐらいで出発しました。市内を出て高速に入ると、時速100キロ以上で飛ばしていきます。速い、速い。疲れるぐらいのスピードで走っていきます。1時間半ぐらいでイタリアに入りましたが、同じシェンゲン協定内なので、とくにパスポートコントロールはありません。山がちなスロベニアから、今度はイタリアの田園の中をグングン進んでいきます。やがて高速を降りたバンは、道路脇のちょっとしたスペースに停まりました。「あれ?まだ町じゃないぞ」と不安になります。

空港経由でメストレ駅に到着

ここで、乗り換えの指示が。2台の別のバンに分乗するように言われます。もしかしたらこのスロベニアナンバーの大型バンは、メストレ駅まで行くのは問題があるのかもしれません。人と荷物の積み替えがすんだらバンはすぐに出発し、10分ほどで空港に着きました。ここでひとりの女性がスーツケースを持って降りていきます。直接空港に行く人もいるんですね。誰もいなければ、メストレに直行するのでしょう。空港からメストレ駅までは20分ぐらいでした。バンは駅前の市バス乗り場に停まり、そこが終点でした。時計を見ると、リュブリャナを出てからピッタリ3時間。チケット売り場の人を疑って申し訳ありませんでした(笑) いや、本当に速かったです。そんな訳で、リュブリャナからの移動で悩んでいる方がいたら、ベネチア行きのこの路線を知っていれば、旅のプランにきっと役立ちますよ。