都市間の移動に便利なのは、長距離バス

バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)の縦断の旅をした際、都市間の移動にもっぱら利用したのが、長距離バスです。この地域は、各都市を結ぶバス網が発達しており、バスはどの地域へ行くにもとても便利な交通手段でした。鉄道で行くのと所要時間がほとんど変わらない上、本数でいえば鉄道より多いのです。そして、そんな事情だけではない、長距離バスをおすすめする理由をご紹介しましょう。

バルト三国を縦断する一人旅。こんな快適なバスなら何度も乗りたい!(前編) バルト三国を縦断する一人旅。こんな快適なバスなら何度も乗りたい!(前編)

「Lux Express」と「Ecolines」の2社が運行

まずは、エストニアの首都タリンから、ラトビアの首都リガへの移動です。タリンのバスターミナルにある案内所へ行くと「Lux Express」と「Ecolines」の2社を紹介されました。2社とも旅行前からネットで調べて知っていた、評判のいいバス会社でした。時間の都合で選んだのがEcolines。2社のサービスにほとんど差はなく、所要時間約4時間半というのも同じ。Ecolines社のチケット購入オフィスは、バスターミナルの外にあるので気をつけましょう。チケット購入時にパスポートのチェックがあり、座席が指定選べ、料金は14.90ユーロ(約1900円)でした。

映画が見放題で、寝る時間もない!

出発時間の10分前に乗車場所へバスが入って来ると、パスポートとチケットのチェックが始まりました。バスの下へ荷物を入れるとき、運転手が荷物とチケットに預かり番号をシールで貼り付け、引渡し時にも番号で確認するセキュリティー対策がされています。通路を挟んで2列2列に並ぶ座席はあまり大きくはありませんが、窮屈でもありません。各座席に個人用モニターが付いていて、映画、インターネット、ゲームなどが楽しめます。私も映画を3本を立て続けに見て過ごしました。他の乗客に迷惑がかからないよう、消音と字幕にするかイヤホンを使うのがいいでしょう。

無料コーヒーの味は、なかなかイケます!

リガまでの間、乗降車のために止まることはあっても、停車時間は短いため、車内にトイレも付いています。使いましたが、中は清潔に保たれていて、安心。うれしいことに、車内でコーヒーと紅茶、ココアなど飲み物が無料で飲める機械まで設置されていました。コーヒーでも、エスプレッソ、カフェ・オレ、カプチーノといった具合に選べます。他には、車内で無料Wifiが使え、携帯でメッセージチェックなどもできるなど便利でした。リガへの到着も遅れることなく時間通りで、大満足の長距離バスの旅でした。(後編へつづく)