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蜂はヒーラー? リトアニア・カウナスで癒しの「蜜蝋キャンドル」づくり体験


掲載日:2019/04/28 テーマ:観光地・名所 行き先: リトアニア / カウナス

タグ: ふれあい スピリチュアル ロマン 健康にいい 建築 珍しい 癒し 歴史


蜂は金星からやってきて、愛を運んできたという伝説が!

糸車に糸を垂らして、このように温かい蜜蝋をかけていきます 糸車に糸を垂らして、このように温かい蜜蝋をかけていきます

養蜂が盛んで極上ハチミツが採れることで知られるバルト三国のひとつ、リトアニア。カウナスのリトアニア民族・歴史博物館内では、珍しい蜜蝋(みつろう)を使ったキャンドル作りが体験できるとともに、リトアニアの人々の古くからの蜂との付き合い方、蜂に対する熱い「想い」を伺い知ることができました。リトアニアには「蜂は金星からやってきて、愛を運んできた、だから蜂の蜜は甘い」という伝説まで残っているのです! さらに、蜂に由来する「ビチュリス」という言葉はもっとも信頼している友人をさします。蜂は人と同じくらい価値があると考えられていて、たとえば蜂の死骸とは言わず「死体」と表現することや、女性が嫁ぐときの祝いの言葉は「蜂のような働き者になりなさい」という表現・・・など、この国では蜂は特別な存在のようでした。

蜂の巣を構成するすべてのものは宝物

蜜蝋の塊ができてきたら、キャンドルの出来上がり。リトアニアの養蜂家は、蜂の巣は聖なるものと信じているそうです。 蜜蝋の塊ができてきたら、キャンドルの出来上がり。リトアニアの養蜂家は、蜂の巣は聖なるものと信じているそうです。

キャンドルを作る前に、蜂についてのレクチャーを受けました。ハチミツが喉の痛みなどに効果があることは日本でも知られていますが、リトアニアではハチミツ・蝋ともに古くから医療に使われていました。ハチミツのみならず、蜂の巣の中にできるものすべてに驚くべき効果があるそうです。とくに巣房に蓄えられる蜂の食糧である「ビーブレッド」や、蜂が集めてくる樹液から作られる「プロポリス」は、天然の抗生物質ともいわれていて、殺菌効果や血液をきれいにする効果もあるそう。蜜蝋とはミツバチが巣を作る時、働き蜂の腹部から分泌するもの。この蜜蝋を飲むと免疫ができて胃腸のバランスがよくなる、また蜜蝋キャンドルを灯して広がる香りは空気を清浄する働きがあるといわれており、花粉のアレルギー成分もなくす、また呼吸に問題がある時、高血圧、頭痛に効き目があるということでした。しかし、天然のものでないと効果はないそうです。

蜜蝋キャンドルでヒーリング

我が家へ持ち帰り、火を灯すのが楽しみ。 我が家へ持ち帰り、火を灯すのが楽しみ。

キャンドルづくりは、いたって単純な作業でした。まずは糸車に20センチほどの麻の糸を垂らし、約70度に熱した蜜蝋をその糸に少しずつかけていきます。かけて蜜蝋が固まるのを待ち、固まったらまた蜜蝋を糸にかける、の繰り返し。約30〜40分続けると、だんだんと黄土色のキャンドルらしい形になってきました。最後にそれを糸車から外し、下部分をカットしてキャンドルの出来上がりです。自分で作ったものは白い紙に包んで、お土産にいただきます。リトアニアの人々はカトリック教が入ってきた15世紀頃からこのように蜜蝋でキャンドルを作り、明かりとして使ってきました。また、蜜蝋は大砲づくりにも役立っていました。蜜蝋で大砲の型を取り、上に粘土を塗って固め、それを温めてロウが溶けたら中に鉄を入れていたそうです。これと同じ方法で、教会の鐘も作られていました。博物館に隣接した16世紀の建物の地下は夏でもひんやりとしていて、部屋の中は、甘い香りがふわっと広がり、ピュアな空気に包まれました。

蜂の巣セラピーなるものも存在します

蜂の巣や蜜蝋について学ぶうちに、「蜂=神」なんだろうか? とさえ思わせてくれるほど熱く語ってくださったスタッフのリタさん。最後にもうひとつ興味深い話をお聞きしました。それは「蜂の巣セラピー」です。簡単にいうと、蜂の巣の上のベッドに寝る、というもの。蜂の巣の上にベッドが設けられ、ミツバチが入ってこないようになっていて安眠できるそうです。ミツバチの活動が活発になるのは夜。蜂の飛ぶ音も、蜂の巣の香リも強くなりよりエネルギーを吸収できるそう。スタクリスケシュ(Stakliskes)という町で体験できるそうですよ。ミツバチがもたらしてくれるリトアニアの豊かな暮らしに触れてみるよい機会ですね。中世時代から続くキャンドルづくりもぜひ体験してみませんか?
※記事の情報は2019年4月現在のものです。
●リトアニア民族・歴史博物館 www.kaunomuziejus.lt
●取材協力:リトアニア政府観光局 www.realisbeautiful.lt/en

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/04/28)

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※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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