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スコピエの市場で腕時計の電池とベルト交換をしてみた、その結果は?


掲載日:2021/01/19 テーマ:ショッピング 行き先: マケドニア / スコピエ

タグ: たのしい ふれあい ショッピング 安い 雑貨


腕時計の電池切れに気づく

北マケドニアの首都・スコピエにあるオールド・バザールは、イスラムの雰囲気が色濃い商業エリア。奥に進むとBit Pazarと呼ばれる食品や日用品の市場となっています。私は自分の腕時計が止まってしまったので、このあたりで電池交換をしてみようと思い立ちました。時計はずいぶん昔に成田空港で買った2000円のもので、旅行用に使っています。Bit Pazarは何屋さんなのかわからないお店もある、カオスな一帯。携帯電話を修理しているように見える屋台をかろうじて発見しました。

プロの華麗な仕事ぶり

簡素な台に部品を並べているだけですが思いきって訊いてみると、英語は通じないものの、そこにいた男性はすぐに事情を理解。向かいのお店に何かを訊きにいきました。2人の連携プレーとなり、職人らしい人が慣れた手つきで時計の裏を開け、のぞき込んだもう1人が電池のサイズを確認。どこからか同じものを探してきて、あれよという間に交換は終了。時計は動きだしました。英語は通じませんが男性が100DEN札を見せたので、「OK」と答えて支払いました。日本円で200円ぐらい。いつも日本では1000円で電池交換をしていたので、安く済んでうれしかったです。

※1DEN=約2.1円。2020年12月時点

ベルトをリニューアルしたい

翌々日、今度は腕時計のベルトが傷んでいるのが気になり、新しいものに替えたくなりました。街なかの立派な時計店をのぞくと、自分的にはイマイチなものが日本円で1600円ぐらいしており、日本でベルトを替えたときより高い…。そこでまた例の市場へ。しかし時計は売っていても、ベルトは見当たりません。キョロキョロしていると、中年男性が「何か探しているの?」と声をかけてきました。たまたま近くにいた人で、どこかの店の人なのか通行人なのかもわかりません。躊躇しつつも時計を見せ「これと同じ茶色いベルトが欲しい」と説明すると、「よしわかった、この椅子にすわって待ってな」と去っていきました。

ナゾの人物に思いを託す

「誰?」と思いつつすわっていると、2分くらいで戻ってきて、手には茶色の時計ベルトを持っています。色、質感ともに、高級店で見たものよりずっといい線いっています。この人は期待できると思えてきました。しかし若干サイズが細い。惜しい!それを話すと「タマム!(OK)」と言って、今度は私の時計を持って消えていきました。エエ?このまま戻ってこなかったら?という不安がよぎります。しかし4、5分後、戻ってきました。そしてなんと持っていった時計に、すでに新しいベルトをはめ終えている…。これで「いらない」となったらどうするのでしょう。驚きながらもチェックすると、自分のベルトと酷似しており、断る理由はありません。あとは値段です。最初400DEN(約800円)と言われ、ちょっと値切ったらすぐ300DEN(約600円)にしてくれたので、それで手を打ちました。

すわっているだけで買い物終了

しかしこの方は何者だったのでしょう。彼にはいくら入るのでしょうか。ザワザワした市場の中にいながら、私はただ椅子にすわっていただけ。商品が並んでいるところ、交換しているところを見ることもなく、誰かがおあつらえのものを持ってきて、いいように手配してくれる。考えようによっては、まるでラグジュアリーブランドのVIPみたいではないですか。先日の電池交換といい、このベルト交換といい、私にとってこの市場は“すべてがかなう場所”に思えました。プロフェッショナルな仕事ぶりにも感心。スコピエを旅行中に修理したいものや探しものがあったら、とりあえずBit Pazarで訊いてみてはいかがでしょう。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2021/01/19)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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