行政都市デン・ハーグの人気観光スポット

オランダ第三の都市にして、国会議事堂や中央官庁、各国大使館などが置かれオランダの実質的な「首都」とされるデン・ハーグ。アムステルダムやロッテルダムと比べると観光都市としてはやや味気ない印象もありますが、デン・ハーグは美術館が充実しています。バロックの名画が見られる「マウリッツハイス美術館」、世界最大級のモンドリアンのコレクションを所蔵する「ハーグ市立美術館」、だまし絵で有名な「エッシャー美術館」、現代アート作品を揃える「GEM」と、ジャンルごとに4つの美術館があります。その中でも特に人気の高いマウリッツハイス美術館について今回はご紹介します。

絵画だけでなく内装まで美しいマウリッツハイス美術館 絵画だけでなく内装まで美しいマウリッツハイス美術館

建物も内装もとにかく豪華! 貴族の屋敷を改築した美術館

デン・ハーグ中心部の行政地区ビネンホフにあるマウリッツハイスは、もともとは17世紀半ばにヨハン・マウリッツ伯爵の私邸として建ち、19世紀になってから美術館としてオープンしました。さらに現在は、拡張工事を経て2014年に再オープン。歴史的な面影を残す外観と美しく生まれ変わった内装によって、美術館自体も魅力な「作品」となっています。理想的な環境で絵画鑑賞のできる素晴らしい美術館なので、これまであまり絵画鑑賞をしてこなかった方にもおすすめしたい観光スポットです。

フェルメールとレンブラントの傑作をじっくり楽しもう

マウリッツハイス美術館の入場料は14ユーロ(18歳以下は無料)、開館時間は月曜日が13〜18時、木曜日が10〜20時、それ以外が10〜18時です。展示作品数に対して決して安い価格設定ではありませんが、展示内容は充実しており名画を堪能できます。中でも特に有名な作品はフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」とレンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」です。フェルメールはこの他に、珍しい風景画の「デルフトの眺望」と、唯一の神話画とされる「ディアナとニンフたち」の計3点が展示されています。寡作なフェルメールの作品が3点も見られ、しかもそれぞれはっきりと特徴が異なる作品ですので、フェルメールがお好きな方は絶対に訪れるべき美術館と言えるでしょう。その他にも同じオランダではフランス・ハルスやヤン・ステーン、ベルギーのルーベンスやブリューゲルなど著名な画家の作品が楽しめます。