- ミツフィ
- 東京で外資系企業のデザイン部勤務後、オランダ人との国際結婚でオランダ在住。現地でデザイナー、絵師、ライター、コーディネーター等従事。オランダ人に囲まれた環境の為、旅行、グルメ、歴史、音楽、アート、サッカー等ネイティブ仕込みのオランダ情報を幅広く配信。職業柄アニメ等、海外での日本ブームにも詳しい
出発エリアをに変更しました。
オランダ各地にあるFree record shop
やはりオランダを旅行したのなら、オランダならではのものをお土産にしたいですよね。例えばオランダの音楽CDなどはいかがでしょうか。
しかも中々日本で手に入らない、ポップスやロック方面はいかがですか?。
オランダと聞くと、クラブ好きな方はハウスやテクノなどを思い浮かべます。少々前はロッテルダム・テクノなどが、日本のDJ関係者に知られたジャンルでした。時代を遡りますと、90年代のジュリアナ東京でお馴染みだった「2 アンリミテッド(2 Unlimited)」。フロントマンのレイとアニタはオランダ出身です。
オランダのシンガー、ラムセスの専用コーナー
またオランダの最近のロックでは、シンフォニック・メタルやゴシック・メタルと呼ばれる分野が洋楽通の間では有名です。
例えばウィズイン・テンプテーション(Within Temptation)。日本ではアメリカやイギリスのバンドと間違えている人もいますが、実は彼らはオランダ出身です。
ウィズインの世界進出に伴い、オランダのこの系統の他のグループも続々と紹介されました。アフター・フォーエヴァー(After Forever)、エピカ(Epica)、最近ではディレイン(Delain)などが日本でもおなじみです。
さてシンフォ・ゴスメタは日本でも紹介されているので、ここでは日本では中々知る機会のないオランダのミュージシャンを紹介します。
まずはアヌーク(Anouk)。アヌークはオランダで絶大な人気を誇る女性シンガーです。
オランダ語で歌うバンドに興味がある方は、ブロフ(BLØF)をお勧めします。
ブロフは日本の和太鼓グループ「鼓童」とのコラボレーションも行っています。
またロックよりオランダの地元情緒の漂う歌謡曲がいい、という方は、マルコ・ボルサト(Marco Borsato)やフランツ・バウアー(Frans Bauer)などがお勧めです。
また最近では昔の名曲も見直されてきています。2009年12月にオランダのシャンソン・シンガー、ラムセス・シャフィー(Ramses Shaffy)が他界しました。60年代に主に活躍したシンガーですが、他界をきっかけにリアル世代ではないリスナー層にも彼のナンバーが知られることとなり、現在CDショップでは専用コーナーもあるくらいです。
日本では中々耳にすることがない、そして日本では恐らく手に入らない、知られざるオランダの上質なサウンド。こだわりのある1ランク上のお土産として注目してみてはいかがでしょうか。
代表的なショップ:Free record shop(フリーレコードショップ)
所在地:オランダ各地
アムステルダムの例:
Amsterdam NS Kiosk A'dam CS
営業時間:
月:8.00-22.00
火:8.00-22.00
水:8.00-22.00
木:8.00-22.00
金:8.00-22.00
土:9.00-20.00
日:10.00-20.00
行き方:アムステルダム駅構内
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2010/01/15)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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