page top

出発エリアをに変更しました。

海外旅行の検索・比較サイト|エイビーロード
AB-ROAD
オランダ・アムステルダム・歴史の現地ガイド記事
RSS

海外現地発ガイド通信

港にそびえる独創的なアンティーク建築。ホーフド塔


掲載日:2014/07/28 テーマ:歴史 行き先: オランダ / アムステルダム

タグ: ロマン 建築 素晴らしい


オランダ黄金期の栄華を今に伝える街、ホールン

湖側からの塔の外観 湖側からの塔の外観

アムステルダムから北へ35km、風光明媚な街ホールン。14世紀には都市権を持ち、17世紀にはオランダ東インド会社の重要拠点であったという華やかな歴史に包まれた街でもあります。17世紀の栄華を色濃く残す町並みを眺めつつ港に向かって歩いていくと、やがて半円形の特徴的な建築が目に飛び込んできます。ホールン名所のうちのひとつであり、オランダの文化財建築にも指定されているホーフド塔(Hoofdtoren)です。

防衛目的の要塞塔からオランダ北方会社の拠点へ

陸側からの塔の外観 陸側からの塔の外観

中世のオランダでは各地域が独立した状態であったため時折紛争も起こりました。ホールンのホーフド塔もその状況下で要塞塔として16世紀に建造されました。オランダという国家が成立し黄金期を迎えた17世紀、塔は要塞としての機能はなくなりました。しかしホールンは重要な港湾都市だったため、ホーフド塔は当時の捕鯨で有名なオランダ北方会社の1拠点となりました。

一つの建物に二種類の外壁

横から見ると半円形の建築であることが解る 横から見ると半円形の建築であることが解る

建物の周囲をぐるりと歩くと、アイセル湖側の外壁は石でできており、陸側はレンガ作りというユニークな構造。現在は淡水であるアイセル湖は、大堤防で仕切られる前はゾイデル海という海でした。塩水に耐えるため海側を石造りにしたと言われています。また昔のオランダでは石は高級品であったため、改築の際は石より安いレンガを陸側に使用した、という説もあります。建物の壁面からもオランダ人の倹約精神を伺えるのは興味深いですね。

オランダで親しまれている児童文学の主人公達の像

現在は内部はカフェ・レストラン 現在は内部はカフェ・レストラン

1932年にゾイデル海が大堤防によって仕切られアイセル湖となり、ホ-ルンは港湾都市としての役目を終えました。そして現在ホーフド塔はカフェ・レストランとなり、地元の人々や観光客の人気のスポットとして活用されています。塔近くの船着場にはオランダの児童小説『ボンテクー船長の少年給仕達』に登場するの3人の少年達の銅像。こちらも観光スポットとして親しまれています。17世紀の栄華を今に伝える街ホールン。港まで足を伸ばし、このユニークで美しいホーフド塔を鑑賞してみてはいかがでしょうか。

ホーフド塔 (De Hoofdtoren)

オランダの有名な児童文学の主人公達の像 オランダの有名な児童文学の主人公達の像

所在地:Hoofd 2, 1621 AM Hoorn
営業時間(カフェ・レストラン): 正午から深夜一時。年中無休
電話: 0229-215487
行き方:アムステルダムからエンクハウゼン行きで約35分、ホールン下車。下車後徒歩15分

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2014/07/28)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
エイビーマガジンについて

 

キーワードで記事検索

検索