春の花の期間だけオープンする花の公園

春の花というとあなたは何を思い浮かべますか? 日本人ならまずは桜でしょうか。では他の国の人なら? オランダ人なら、きっとチューリップではないかと思います。今回紹介するのは、そのチューリップを中心とした花々が咲き乱れる、世界最大の花の公園「キューケンホフ公園」です。32ヘクタール(東京ドーム約7個分)の広さの敷地に、植えられた花の球根は毎年700万株! そしてこの公園がオープンしているのは、花が咲く春の期間だけなのです。

球根植物を中心に、多種の花の組み合わせを楽しむ

キューケンホフ公園がオープンするのは、毎年春の7週間。2018年は3月22日から5月13日までの期間になっています。この公園が世界でも類を見ないのは、花がチューリップを中心とした球根植物中心のラインナップになっているということでしょう。チューリップの種類だけでも約800種類あり、日本では見たことがない、珍しい種類のチューリップも見られます。他にも、ヒヤシンスやスイセン、バラ、アイリス、フリージアなどが咲きます。公園は入りくんだ散策路、池、そしてパビリオンが配置され、それぞれのテーマを持った敷地に分かれています。なので「視界一面に咲く花の絨毯」ではなく、エリアごとに何種類かの花が組み合わさって彩りを見せるといった展示になっています。

公園にはどうやって行く?

キューケンホフ公園があるのは、オランダの南ホラント州リッセ。首都アムステルダムに近い場所にあり、開園中にはスキポール空港から直通バスも出ています(約35分)。アムステルダムに宿泊している場合、オプショナルツアーで行く方法もありますが、公共交通機関を使って自力で行くこともできます。アムステルダム中央駅、ライデン、ハーグからバスが出ており、共にだいたい30分ほど。バスで行く場合は、バス代と入園料がセットになったコンビチケットもあります。入場料はおとな17ユーロ、子供8ユーロ、コンビチケットは、おとなが24.5ユーロ(スキポール空港、ライデン、ハーグ発)か29.5ユーロ(アムステルダム発)です。バスで行く場合、このコンビチケットを買うと、3ユーロほど節約できます。(後編に続く)