- ミツフィ
- 東京で外資系企業のデザイン部勤務後、オランダ人との国際結婚でオランダ在住。現地でデザイナー、絵師、ライター、コーディネーター等従事。オランダ人に囲まれた環境の為、旅行、グルメ、歴史、音楽、アート、サッカー等ネイティブ仕込みのオランダ情報を幅広く配信。職業柄アニメ等、海外での日本ブームにも詳しい
出発エリアをに変更しました。
マーストリヒトの蚤の市より
オランダ旅行の楽しみの一つにマーケットめぐりがあります。生活用マーケット、アートマーケット、切手マーケット、古本マーケット、そしてアンティーク・マーケット(蚤の市)。普通のショップより時にマーケットのほうが安く品物が手に入ることがあり、いつも掘り出し物を求める市民で賑わっています。
マーストリヒトの駅前から中心街へと続く通り、Stationsstraat。毎週土曜は蚤の市が開かれ、やはり掘り出し物を探す市民で賑わっています。
掘り出し物を求める人々やひやかす人々で賑わう
さて、マーケットに気軽に足を運び、一つ一つの露天をひやかしてみましょう。昔の食器、ランプ、レコード、ぬいぐるみ、など、とにかく古いものなら何でも出展しているようです。「こんなおもちゃ昔持ってたなあ」と懐かしく思いながら、私たちをタイムトリップへと誘います。中には馬の鞍など、いったい何に使っていいのかわからないものまで並んでいます。
「値引きしてよ」と交渉するお客と、屋台の主人のやり取りを見かけるのも、また面白いもの。
昔懐かしい蓄音機
アンティーク・アイテムのほかにも、ハンドメイドアクセサリーの屋台、アジアグッズの屋台も立ち並んでいます。仏像もなぜかここ最近はオランダで流行っており、真剣な顔で品定めするオランダ人のお客さんも多く、我々から見れば大変興味深い光景です。骨董品の他にも、クラシックのCDやDVDのみにこだわる店や、ヒマラヤの塩でできたヒーリンググッズ専門の店などユニークなお店も軒を連ねます。
ヒマラヤの塩でできたキャンドル。空気を浄化するとのこと
ショッピングももちろん楽しいし、そして何よりひやかすだけでも楽しいマーストリヒトの蚤の市。ヨーロッパで蚤の市を覗くのが楽しみの一つの人には嬉しいスポットです。
冷やかし歩きに疲れたら、中心街でおいしいリンブルグ料理に舌鼓を打つのもいいし、カフェでリンブルグ名物の「フラーイ」というケーキを味わうのもいいですね。蚤の市は駅から近く、楽しく便利なエリアです。
蚤の市通りをぬけるとカフェの連なる通りへ
■マーストリヒトの蚤の市
所在地:Stationsstraat
マーストリヒト駅から徒歩1分
毎週土曜日 午前10時から午後4時まで
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/03/06)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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