グダニスクから南西方面にあるシンバルク

ポーランドの港町、グダニスクから車で南西方面へ1時間弱。ここシンバルクに、カシューブ地方教育広報センターがあります。名前はなんだか仰々しいのですが、地元の方もよく訪れる観光スポットです。これはポーランドの少数民族カシューブ人の伝統文化について紹介している施設で、とても広い! ホテルやビール醸造場まであり、ポーランドの方々はファミリーでやってきて、数泊滞在して楽しむそうですよ。カシューブ人は、ポーランド北部とドイツ北東部あたりに住む民族。日本人からみると、見た目はポーランド人と変わらないのですが、独自の文化があります。よく、ポーランドのお土産品に、かわいい鳥や花の柄の小物をみかけますが、カシューブ独自の柄だったりします。私も、カシューブの柄の眼鏡ケースを愛用しています。

さかさまの家。中に入ることができます さかさまの家。中に入ることができます

大きいことはいいことだ。カシューブの方の好みとは

カシューブ人は独自の言語があり、このあたりの標識はポーランド語とカシューブ語での表記となっています。子どもたちにカシューブ語を教えるための歌もあります。文化の継承というわけですね。また、カシューブ人は大きいものが好きらしいです。ギネスに登録された世界一長い一枚板があったり、ふつうのピアノがすっぽり隠れるほどの大きさの巨大ピアノがあったり。そういったものが自慢げに展示されています。そして、悲しい歴史についても。かつて、カシューブ人は労働力としてシベリアに送られたことがあります。ここでは、当時のその過酷な様子について学ぶこともできます。

大人気のさかさまの家。内部に入ることができます

そして、カシューブ地方教育広報センターでの一番人気は、「さかさまになった家」です。文字通り、屋根が地面の方向を向いているという大胆な建物です。内部も、見事にさかさま。家具も天地逆に配置されています。中に入ると、平衡感覚がおかしくなります。車酔いをした感じといえば、わかりやすいでしょうか。気分が悪くなる人もいるので、ダメだと感じたら外にでましょう。もちろん、このさかさまの家にカシューブ人が住んでいるというわけではありませんよ! 楽しいアトラクションです。ぜひ、行ってみてくださいね。