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ポーランドの世界遺産/ポーランド北部に復元された中世ドイツ騎士団の城・マルボルク城


かつてのドイツ騎士団領の城

川の向こうに見えるのが世界遺産のマルボルク城 川の向こうに見えるのが世界遺産のマルボルク城

ポーランド北部の港湾都市グダンスク(グダニスク)は、第二次世界大戦後にポーランド領になるまで、ドイツ系住民が多く住んだドイツの飛び地としての長い歴史があります。ただし第二次世界大戦後にドイツ人は強制追放されたので、現在はこの地域にドイツ系住民はほとんどいません。ポーランド領内にドイツ系住民が多く住むようになった最初のきっかけは、13世紀にポーランド王の招聘により、ハンガリーからドイツ騎士団がこのグダンスクやポメラニア地方に植民したことです。グダンスクから鉄道で約45分の内陸の町マルボルク(ドイツ語名「マリーエンブルク」)には、このドイツ騎士団が創建した中世の城塞が残っており、ユネスコの世界遺産にも登録されています。今回はこの名城を紹介します。

マルボルク城へのアクセス

グダンスク駅からマルボルク城への列車は1時間に1〜2本出ています。城へは町なかのマルボルク駅で降りてもいいのですが、その一つ手前のMalbork Kaldowo駅で降りる観光客も少なくありません。というのも城は両駅の中間にあるのですが(ともに徒歩12分ほど)、この駅で降りると手前を流れる川の対岸にマルボルク城が見え、なかなか良い景色なのです。ただし城のチケット売り場は町側にあるので城をぐるりと回っていくことになります。私が行った時は夏休みの週末だったのでチケット購入に長い列ができており、並んでいる間にスマホでオンライン購入してしまいました。この方法、おすすめです。入場の際には、スマホのQRコードをゲートで読み取る仕組みになっています。

城の中は展示物が充実している

まずは中庭に出て、各建物にアクセス まずは中庭に出て、各建物にアクセス

それでは堀にかかる橋を渡り(現在は堀に水はありません)、城の中に入ってみましょう。物々しい鉄柵をくぐると、広々とした中庭に出ます。見学順は地図とオーディオガイドに番号が書いてあるので、それに従ってください。城は大きく二つの建物とそれをつなぐ橋や庭から成っています。建物の中には、剣や弓具、鎧や鎖帷子などの中世の武具などを展示した武具博物館、特産の琥珀を加工した品々のコレクションなどいくつかの博物館や展示室があります。また聖母マリア教会、騎士団の会議室として使われていたヴォールトの天井が美しいチャプターハウス、広々とした食堂、調理場の跡などがあり、じっくり見ると3時間ぐらいはかかってしまうので、休憩しつつ回りましょう。

当時の様子が再現されている展示も

中庭にある4人の銅像は、騎士団長のなかでも最も偉大とされる4人の像だそうです。建物の周囲には墓地もあり、石の墓碑が並んでいます。途中にはベンチもあるので休み休み回ってください。二つの建物から別棟になっている塔は、トイレとして利用されており、座って用を足すと下に流れる川にモノが落ちるようになっていたようです。聖母マリア教会は戦火による破損がひどく、半分ほどは新しい資材が使われていました(修復の部分がわざとわかるようになっています)。

戦争で半壊した城を修復

現在はきれいに修復されているマルボルク城ですが、第二次世界大戦時には籠城したドイツ軍と攻めるソ連軍との間に起きた激しい戦闘の舞台となり、半分以上が破壊されてしまいました。現地にはその時の写真も展示してあります。なので現在、いかに元のままの姿を復元したかがわかるでしょう。見応え十分の世界遺産なので時間に余裕を持ち、少なくとも午前中には入場するようにしてください。

※この情報は2020年11月現在のものです。内容には変更があるかもしれないので、最新情報は該当のホームページなどでご確認ください

DATA

●マルボルク城
[公式HP] https://zamek.malbork.pl/en
[開館]9〜16時(歴史ルートはチケット発売は13時まで)。夏期の時間はウエブサイトで要確認。
[料金]47ズウォティ(約630円)オーディオガイド含む(日本語なし、英語あり)

※1ズウォティ=約28.19円。2020年12月時点。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/12/17)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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