ストローで飲む紫色のビールとは!?

どこに行っても、できるだけ地元の居酒屋に立ち寄って、地元の人が飲んでいるお酒を飲んでみたい私。先日訪れたポーランドは18年ぶりの再訪でしたが、前回は節約の旅だったのでレストランや居酒屋に入った記憶がありません。そこで今回は、美味しいと噂に聞くポーランド料理と地元のお酒をいただくのを楽しみにしていました。まずはポーランドの南、スロバキアとの国境一帯に広がる山岳地帯のとある山小屋で、昼食を食べていたときのこと。周囲のポーランド人が、私が飲んでいるビールと同じコップで何かを飲んでいるのですが、色が紫色なのです。しかもみんなストローで飲んでいます。あれは何??

ポーランドのビールの飲み方にビックリ!! そして不覚にも飲みきれず・・・・ ポーランドのビールの飲み方にビックリ!! そして不覚にも飲みきれず・・・・

なかなか美味しい果汁入りビール

あまり英語の通じないレジの女性に、あの飲み物は何かと身振り手振りで尋ねると、紫色の液体の入ったボトルを指して、英語で「ラズベリー」と言いました。どうやら生ビールにラズベリーの果汁を加えるようです。早速私も注文してみました。さすが元社会主義国、ラズベリーの果汁をきっちり計量してコップにいれます。そこにサーバーから生ビールを注いで出来上がり。普通のビールが5.50ズウォティ(約185円)のところ、果汁入りは5.80ズウォティ(約195円)で、果汁の追加代は約10円でした。

初めての出合い「ホットビール」

ラズベリー風味のビールは美味しかったです。スペインでも、生ビールにファンタレモンを加えた「クララ」がよく飲まれているので、フルーツビールは馴染みやすい味でした。クラクフの居酒屋では、ビールのサーバーの横に4種類ほど果汁の入ったボトルが置いてあったので、ポーランドの人はフルーツビールをよく飲むのでしょう。ラズベリー以外の味も試してみたかったです。次は、ザコパネという町の軽食スタンドでビールを頼んだときのことです。「ホット?コールド?」と聞かれて、一瞬理解できず、きょとんとしてしまいました。

ごめんなさい、これ以上飲めません・・・・

スタンドの女性が「この辺りでは寒い時期は温かいビールを飲むの。はちみつを加えて、シナモンとクローブも入れるのがここの伝統的な飲み方よ」と説明してくれました。そうと聞いたら頼まないわけにはいきません。さて、お味は? (ゴクッ)・・・・・・。うーん、これはもうビールじゃないですね。温かくてちょっと炭酸の残った甘くてスパイスが効いた(笑)、何か別な飲み物だと思えばいいのでしょうが、それにしても喉を通っていきません。基本的にお酒は残さない私ですが、これは三口が限界でした。久しぶりに『負けた・・』と思いました。奥が深いポーランドのビール道、いずれまた修行に行かねばなりません。