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世界遺産・ポーランドの「カルヴァリア・ゼブジトフスカ」に見る2つの魅力とは(前編)


掲載日:2017/05/23 テーマ:世界遺産 行き先: ポーランド / クラクフ

タグ: 一度は行きたい 教会 建築 世界遺産 素晴らしい 憧れ


この長い名前の世界遺産。ご存知でしたか?

大修道院と元ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の像 大修道院と元ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の像

ポーランドのクラクフは、市内を歩くだけでもすばらしい景観を堪能できますが、もう一足延ばして、「カルヴァリア・ゼブジトフスカ」へ行ってみませんか。クラクフからおよそ33kmのところにある小さな町です。この町にある修道院を中心とした敷地一帯は、世界遺産に登録されています。その名も「カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園」。一度聞いたら忘れられない(でも一度ではまず覚えられない)世界遺産ですよ!

人工の美と自然の美を見に行こう

大修道院の中は壮麗な装飾に目を見張ります 大修道院の中は壮麗な装飾に目を見張ります

この世界遺産の魅力は、2つあると思います。ひとつは、大修道院のうっとりするほどの建築美。そしてもうひとつは、小さな礼拝堂が点在する、周囲の丘の清々しい美しさです。人工の美と自然の美の双方が補い合うようにして、この町の神秘性を高めていると思います。ポーランドでは古くから、ヤスナ・グラ修道院のあるチェンストホーヴァに次ぐ、カトリックの巡礼地となっています。

「カルヴァリア」=「ゴルゴタ」だったとは!

ちょっとしたピクニック気分にもなる、礼拝堂巡り ちょっとしたピクニック気分にもなる、礼拝堂巡り

「カルヴァリア」とは、「ゴルゴタ」の意味です。「ゼブジトフスカ」は17世紀初めのクラクフ県知事ゼブジトフスキ氏の名前に由来します。ゼブジトフスキ氏が、この地をゴルゴタの丘になぞらえて修道院を建てたことから、カルヴァリア・ゼブジトフスカの歴史が始まりました。ポーランドは、国土のほとんどが平地です。けわしい山岳地帯などはまったくありません。このカルヴァリア・ゼブジトフスカという町は、そんなポーランドにはめずらしく、山(というか丘)の斜面に位置しています。

日常から離れ、非日常世界に入る感覚

巡礼ツアー参加者はたくさんいます 巡礼ツアー参加者はたくさんいます

“高いところに神聖さを見いだす”という感覚は、日本を含め世界中で共通するようです。とりわけ、平地しか見たことのないような国の人からすると、山というものは非日常世界への入り口だったことでしょうね。ゼブジトフスキ氏が、ここの丘に登り、森に分け入ったときに、なにかしら特別に霊的な感銘を受けたとしても、不思議はありません。そしてその感覚は、現代に生きる巡礼の人々にも受け継がれているように見えます。後編は、カルヴァリア・ゼブジトフスカをゆっくり歩いてみます! (後編に続く)

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2017/05/23)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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