世界有数の岩塩坑に行ってみよう

1978年に初めて登録された12件の世界遺産第一号のうち、2件がポーランドにあります。かつてポーランド王国の首都として栄えた美しい古都「クラクフの旧市街」と1000年にわたって岩塩が採掘されてきた「ヴィエリチカ岩塩坑」です。ヴィエリチカの町はクラクフからわずか15キロの近郊にあるので、半日のエクスカーション先にピッタリ。鉄道、バス、ミニバスを使って容易に訪れることができます。この際『世界遺産第1号を訪れる旅』をテーマにしてみるのも面白いかもしれません。

クラクフ郊外にある世界遺産第1号「ヴィエリチカ岩塩坑」への行き方 クラクフ郊外にある世界遺産第1号「ヴィエリチカ岩塩坑」への行き方

本数は少ないけど終点まで乗っていればいい【鉄道】

まずは鉄道でのアクセスについて。クラクフ中央駅とヴィエリチカ岩塩坑の間には、朝6時台から午後5時台まで1時間に1本程度、列車が出ています。所要時間は25分。クラクフからの往路は『ヴィエリチカ岩塩坑駅Wieliczka Rynek-Kopalnia』が終点なので、安心です。その手前に‘Wirliczka’とつく2つの駅に停車しますが、慌てて下車しないように。ヴィエリチカの駅には駅舎がなく、帰りの切符は電車内で買います。クラクフで往復の切符を買っておくといいですね。また、帰りの列車の時刻をあらかじめ調べておくようにしましょう。駅のホームに案内板があり、ヴィエリチカ岩塩坑までは徒歩で5分ほどです。

本数が多く車体もきれい【近郊バス304番】

次にバスでの行き方について。ヴィエリチカ岩塩坑行きのバスは304番。クラクフ中央駅と連結した大型ショッピングモール「ガレリア・クラコフスカ Galeria Krakowska」の西のパビアPawia通り(市電も走っている大きな通りです)から、一方通行の細い道クルニキKurniki通りに入ります。教会の向かいに304番の停留所がありますよ。黄色い車体のバスは新しく快適で、平日は15〜20分間隔、土日は20〜30分間隔で出ています。切符はバスの中の自販機か、バス停横の自販機で買えます。所要30分。車内のモニターにヴィエリチカ岩塩坑最寄りの停留所『Wieliczka Kościół』が案内されたら下車します。横の小路から南に10分ほど坂を下りていくと到着です。

ローカル色満点だけどちょっと難しい【ミニバス】

最後にミニバスでの行き方です。私は304番のバスでヴィエリチカ岩塩坑に行きましたが、持っていたガイドブックには、「ヴォルツェラ通りからミニバスが出てい」とあったので、翌日、ミニバスでも行ってみることにしました。304番のバスが出るクルニキ通りの一本南にあるスタニスワヴァ・ヴォルツェラStanisława Worcella通りからミニバスがたくさん出ていました。フロントガラスに「Wieliczka」とプレートを出しています。ツーリストはほとんどおらずローカル色満点で一番旅情があります(笑)が、どこで降りればいいかわかりません。ドライバーに「着いたら教えてね」と頼みましょう。必須ワードは「Kopalnia Soli(コパルニア・ソリ)」、ポーランド語で「岩塩坑」です。では。いってらっしゃい!