「ポーランド料理」をイメージできますか

ポーランド旅行をお考えのあなた。ポーランドは日本人の旅行者がまだまだ少ない国なので、どんなグルメが待っているのか、イメージしにくいですよね。ヨーロッパで7番目に広い国土を持つポーランドですが、平坦な土地ゆえに、昔から周辺国からの出入りが激しいものでした。そのため、ポーランドならではの料理というよりも、ハンガリーやドイツをはじめとする、さまざまな民族の食文化がミックスしているものがほとんどです。今回は、そんな多彩なポーランドの代表的な食べ物を、一挙にご紹介します。

ケーキも料理も、素朴さが身上のポーランド ケーキも料理も、素朴さが身上のポーランド

ポーランド料理の神髄は家庭料理にあり?

いわゆる定番メニューは、素朴な家庭料理。にんじん、ブロッコリー、カリフラワーなどの温野菜をどっさりと添えた、肉のグリルや煮込みのようなシンプルなものです。ポーランドの定食は、野菜がたくさん出るというのが印象的です。にんじんや大根の千切りサラダや、白菜、玉ねぎ、きゅうりのサラダ(酸味はあまり効かせない)、マッシュポテトなどが付け合わせについてきます。盛り付けも質実剛健で、洗練された味ではありませんが、野菜不足に陥りがちな旅行者にも安心ですね。

とにかくドカーンと盛り付けられます とにかくドカーンと盛り付けられます

酪農大国の本領発揮!

メインは肉が多く、ハムやソーセージといった加工肉のレベルは特筆もので、安いホテルの朝食でもハッとするおいしさです。タルタルステーキ、カツレツ、串焼きなど、肉の扱いにかけては大変うまいと思います。また、チーズも種類豊富ですばらしい味です。料理は全体的に塩気が強めで、脂肪分も多めです。冬の長い寒冷地ならではですね。一人前の分量が多いので、食べ過ぎに注意しましょう!

ホテルの朝食ビュッフェ、ハムばかりこんなに何種類も…… ホテルの朝食ビュッフェ、ハムばかりこんなに何種類も……

パンケーキといってもホットケーキではありません

さて、いわゆる「名物料理」をいくつか挙げましょう。まず「パンケーキ」。パンケーキというとホットケーキのようなものを想像するかもしれませんが、ポーランドのそれは「ポテトパンケーキ(プラツェク)」、つぶしたじゃがいもを平たくして両面を焼いたものが、よく食べられています。寒冷な気候の北欧や東欧では、とにかくじゃがいもをたくさん食べますね。スイス、ドイツ、スウェーデンなどヨーロッパ各国に、これと似たものがあります。次回は名物料理をたくさんご紹介しますよ。(その2に続く)

こちらも朝食ビュッフェ。ポーランド人はゆで卵も好物です こちらも朝食ビュッフェ。ポーランド人はゆで卵も好物です