ワルシャワには数多くのレストランがありますが……

ポーランドを旅行していて、まちなかのレストランに入ると「おいしいことはおいしいけど、なんだか飽きる……」と感じてしまうこともあるかと思います。ポーランド料理は素朴で食べやすい反面、分量が多く、味わいのバリエーションやパンチにやや欠けると感じることもあり、質的な満足感が足りないのかしら?と、私はそんな風に感じた一人。さほど高級でなくて、でもステキなレストランはどこかにないかしら? きょろきょろと探しながら、ワルシャワの大通り「アレイェ・イェロゾリムスキエ」を歩いていました。その時、他のレストランとは違う、ロマンティックな雰囲気の外観が目に飛び込んできたのです。「GRAND KREDENS(グランド・クレデンス)」という名前でした。

牛肉のタルタルは、ヨーロッパに来たら絶対食べたい! 牛肉のタルタルは、ヨーロッパに来たら絶対食べたい!

インテリアのセンスの良さにしばし注目

緑をたっぷりあしらったファサードを見ながら店内に入ると、インテリアもなんともいえない温かみに満ちています。壁の一部やテーブルに木材を使い、背の高い鉢植えの木があちこちに。街路の延長のような床。室内にいるのに、まるで気持ちの良いテラス席に座っているかのような気持ちになります。それでいて、照明の配し方はクール。このバランス感覚の良さにひとしきり唸り、料理への期待が高まります!

フランクでロマンティックな店内 フランクでロマンティックな店内

味は一流店レベル、値段は庶民レベル!

注文した料理は、リコッタチーズとスイカのサラダ、牛肉のタルタル、そして骨つき牛すね肉の煮込み。どれも絶品です。サラダはワイルドな盛り付け、タルタルは酸味の利いた薬味がどっさり、牛すね肉の骨は、日本ではまずお目にかかれないほどの立派なサイズ! ポーランド料理は、ともすると素朴すぎて家庭料理と区別がつかないような料理が多いのです。しかしこのレストランは、飾り気がないのに、味付けが洗練されていて、家庭料理とは完全に一線を画したレベルでした。

牛すね肉は目を見張る大きさ! 牛すね肉は目を見張る大きさ!

敷居の高さはまったくありません

他のテーブルは、外国人の家族連れ、地元の親戚一同の会食、ちょっとしたデートのカップルなど、バラエティー豊か。スタッフはとても感じがよく、予約なしの日本人旅行者でも、気軽に入れる雰囲気です。ふらっと入ったレストランにしては最高のチョイスだったと思います。あとで某旅行口コミサイトを見てみると、「ワルシャワのレストランで1989軒中37位」とありました。大変な高評価です。ワルシャワ中央駅から歩いて10分ほどですから、ぜひどうぞ。自信を持っておすすめしますよ。

緑がたっぷりの外観。ごちそうさまでした! 緑がたっぷりの外観。ごちそうさまでした!