ポーランドのショパンコンサートはおすすめ

みなさんはヨーロッパに来てクラシック音楽を聴いてみたいと思ったことはありますか? 普段は興味のない方でも、現地の街並みや空気に触れて、なんとなくコンサートに行ってみようかな、なんて思ったことがあるかもしれません。大きな町では観光客向けに有名曲を中心としたコンサートが開催されていることもあるので、試しに行ってみるのも良いと思います。観光客向けの現地コンサートで私が一番おすすめしたいのは、ポーランドで聴くショパンです。ショパンはクラシック音楽愛好家に限らず人気のため需要が高く、また、基本的にピアノ独奏で出演者を用意しやすいため、質の高いコンサートを連日開催している場所があります。今回はその中から、首都ワルシャワと定番観光地の古都クラクフで開催されているショパンコンサートをご紹介します。

日中は写真ギャラリーとして利用される「ショパンの時間」の会場 日中は写真ギャラリーとして利用される「ショパンの時間」の会場

ワルシャワで唯一のショパンコンサート「ショパンの時間」

第二次世界大戦で破壊された街並みが人々の強い意志によって復元され、世界遺産に登録されたワルシャワの旧市街地は必見の観光スポットの1つです。そんなワルシャワの旧市街地で「唯一」を謳って連日ショパンコンサートを開催しているのが「ショパンの時間」(http://www.timeforchopin.pl/)です。日中は写真展のためのギャラリーとして利用されている施設で、毎日18時からオール・ショパン・プログラムのコンサートが行われます。料金は60ズウォティ(≒1800円)。途中約10分の休憩を含め全体で1時間弱のコンサートです。物価の安いポーランドにしてはなかなかの価格ですが、「さすがポーランド」と思わせてくれるような優れた演奏を聴かせてくれます。また、休憩時にはワイン、ポーランドの蜂蜜酒(ミード)、ソフトドリンクのいずれか一杯を飲むことができます。

クラクフの老舗レストトランで聴けるショパンコンサート

クラクフの旧市街地は最初に登録されたユネスコ世界遺産の12スポットのうちの1つ。世界各国から人々が集まる人気観光地です。そんなクラクフ旧市街地の中央市場広場の南端には、創業1364年という歴史を誇る老舗レストラン「ヴィジネク Wierzynek」があります。これだけでも十分に訪れる価値がありそうですが、このヴィジネクでは5月〜10月の間、毎日19時から最上階の一室でコンサートが行われます。プログラムはショパンを中心に、他の作曲家の作品も多少交えた内容となっています。こちらも途中約10分の休憩を含む1時間弱のコンサートで、休憩時にワインが一杯提供されます。料金は大人60ズウォティ(≒1800円)、学生40ユーロ(≒1200円)、そして食事付きのVIPチケットが220ズウォティ(≒6600円)です。どちらのコンサートも観光客向けというには十分すぎるクオリティなので、ぜひポーランドでショパンの音楽を堪能してみてください。