page top

出発エリアをに変更しました。

海外旅行の検索・比較サイト|エイビーロード
AB-ROAD
たびナレ 旅に行きたくなる!海外旅行に役立つナレッジ満載
RSS

役立つ海外旅行ナレッジ

世界遺産「ワルシャワ歴史地区」は、瓦礫と化した街を再建した市民の努力の賜物です(前編)


掲載日:2018/03/16 テーマ:世界遺産 行き先: ポーランド / ワルシャワ

タグ: 一度は行きたい 街歩き 建築 世界遺産 珍しい 歴史


旅行者の誰もが行く「ワルシャワ歴史地区」

歩くだけでウキウキするような、夏のある日 歩くだけでウキウキするような、夏のある日

あなたは、ポーランドという国にどんなイメージを持っていますか。やはり“さまざまな苦難の時代を乗り越えてきた国”というイメージを持つ人は多いと思います。首都ワルシャワの旧市街を歩いてみましょう。ここは、「ワルシャワ歴史地区」として世界遺産に登録されているスポットです。私が訪れたのは、夏のよく晴れた日でした。おとぎ話の絵本に入り込んだような、カラフルな街並みに心躍ります。風船売り、アコーディオン弾き、シャボン玉、鳩、教会の鐘。誰もが思い描くような、美しく短い夏のヨーロッパの風景でした。

ポーランドの歴史は激動の連続でした

着ぐるみのクマも楽しげ 着ぐるみのクマも楽しげ

この街並みが、市民の大変な努力の上によみがえったとは、ちょっと見ただけでは信じられません。しかし、歴史を知ってから散策すると、同じ街並みがまるで別物に見えてくるのです。ポーランドの国土は、周囲を近隣の国々に囲まれた平坦な土地です。この地理的な条件もあり、近世からくりかえし他国の侵略を受けてきました。18世紀には、3度にわたる「ポーランド分割」により、国土が消滅します。

「北のパリ」は見る影もなく破壊されました

ワルシャワ旧王宮の展示 ワルシャワ旧王宮の展示

そして第二次世界大戦の発端となる「ポーランド侵攻」とその後のナチス・ドイツの爆撃で、かつて「北のパリ」と称された美しい首都ワルシャワは、壊滅的に破壊されました。第二次世界大戦の後には、ワルシャワ市街の実に80%が瓦礫となっていたそうです。ワルシャワ旧王宮に、当時の写真が展示されています。「1947:第二次世界大戦の後」と題された大きなパネルには、痛々しい街の風景が写っています。自分のふるさとや暮らす街が、こんな風に変わり果ててしまったら、人は生きる力を失ってしまうのではないでしょうか。

復興計画は綱渡りの状態でした

旧王宮は復元工事の最後に復元されました 旧王宮は復元工事の最後に復元されました

しかし、ポーランドの人々は立ち上がりました。ワルシャワ旧市街を復興させよう。美しかった街並みを。それも“レンガのひび割れひとつに至るまで”緻密に復元しよう! 戦後のポーランドは社会主義国家となっていたため、ワルシャワ旧市街の復興についても、ソビエト的なスターリン様式の街並みに一新して作り替えるという計画が出ていました。もしもこの計画案が通っていたら、ワルシャワ旧市街は永遠によみがえる機会を失ってしまったでしょうね。では、誰がどのようにして、昔どおりの街を再建したのでしょうか? (後編に続く)

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2018/03/16)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
エイビーマガジンについて

 

キーワードで記事検索

検索