日本で近頃増えている「フォト婚」

日本では、長引く景気低迷のあおりを受けて、結婚費用節約のため、結婚式を挙げずに写真だけで済ませるフォトウェディング「フォト婚」なるものが増えています。そしてその多くは教会や神社、結婚式場内の施設での撮影になるようです。しかし世界のカップルたちは、式を挙げるのと合わせてウェディング写真集を作るために、超気合を入れて、室内どころか街中の名所に飛び出していくのです。

ウェディング写真集のために超気合を入れる、世界のカップル達がすごい! ウェディング写真集のために超気合を入れる、世界のカップル達がすごい!

台湾の結婚写真集「婚紗」

中華系の人は写真が大好き。観光地でも他の旅行者を気にすることなく、徹底したポージングで記念写真を撮っているのをよく見かけます。結婚に際して立派な写真集を作るのも、彼らにとっては欠かせない行事のひとつ。例えば台湾ではこの結婚写真集を「婚紗(フンシャー)」といい、たくさんの専門の写真店が技術やサービスを競い合っています。その写真のドラマチックぶりといったら、まるでラブストーリーの女優と俳優のようなものが出来上がります。日本から撮影に行くカップルもいるそうですよ。

ヨーロッパのカップルも負けてません」

「日本人は写真を撮ってばかりいるよねえ」と笑う西洋人ですが、いえいえ、あなた達もなかなかのものですよ。ヨーロッパを旅行しているときに、街の中でカップルがプロのカメラマンと一緒に、ウェディング写真の撮影を行っているのを何度か見かけたことがあります。ポルトガルのブサコは広大な森林公園の中に美しい宮殿ホテルがあるのですが、そのホテルの前での撮影風景を見て、これは絵になるなあと思ったものです。その後、森を散策していたら、「森に眠る新婦を新郎が見つけたところ」を撮影していて、中国人に負けていない彼らの情熱に驚きました。

日本男児がウェディングフォトに挑む

話を聞くと、ヨーロッパでもやはりウェディング写真集を作るところがあるようです。先日、スペインに住む日本人とイタリア人の友人カップルがイタリアで結婚式を挙げたのですが、一日かけてプロのカメラマンが撮影をしていました。まずはお互い別々にそれぞれの家族と。それから教会での式を終えて、その街の美しい劇場の前やビーチで、常に目線やポーズにカメラマンの細かい指示を受けながら、撮影は進みます。新郎が東洋人ということもあって、街なかでの撮影は注目の的でした。「無の境地でやってました」と新郎がひとこと。いやはや、お疲れ様でした。