高さ140mの断崖絶壁から見渡す大西洋

ポルトガル観光と言えば様々なスポットが思い浮かぶと思いますが、日本人観光客に特に人気なのが、ユーラシア大陸の西の果て「ロカ岬」へ訪れることです。ここでは5ユーロまたは10ユーロで「到達証明書」なるものが発行されているのですが、その取得数ナンバーワンを誇るのがなんと日本人だそうです。ユーラシアの東端にいる私たちにとって「西の果て」はやはり魅力的に感じられますよね。もちろん、「ロカ岬」は単に最西端というだけでなく、壮大な景色が広がる素晴らしい眺望のスポットでもあります。今回はそんな「ロカ岬」への観光を考えている方へ、行く前にぜひ知っておいていただきたいポイントをお伝えします。

ロカ岬の南側には遊歩道が続いている ロカ岬の南側には遊歩道が続いている

石碑を見ただけで満足するのはもったいない?

ロカ岬には、ポルトガルの大詩人ルイス・デ・カモンイスの一節「ここに地終わり海始まる」という銘文が刻まれた有名な石碑が立っています。石碑はバス停・駐車場からすぐ近くのところにあり、周囲は展望台になっているので、ほとんどの観光客はここから大西洋のパノラマを眺めたり記念写真を撮ったりしています。これだけなら観光時間はほとんどかかりません。ですが実は断崖に沿って遊歩道が南北へ続いており、さらに様々な景色が楽しめるようになっています。「大自然を満喫したい」とお考えの方は、バスツアーや他の観光地と併せて慌しく訪問をするのではなく、時間に余裕をもって観光するのがおすすめです。ユーラシアの西の果てを心ゆくまで堪能できます。ただし、遊歩道は非常に簡易に造られているので、くれぐれも安全管理は怠らないようにしてください。

カスカイスからのルートもおすすめ!

ロカ岬へ行くには、まずはリスボンから電車でシントラまたはカスカイスまで行き、そこからバスで向かうことになります。三箇所をぐるっと回って効率的な観光をすることも可能です。ただし、世界遺産の宮殿都市シントラは見どころが多く、しっかり観光するとここだけでゆうに一日使ってしまうので、時間が許すのであればシントラとロカ岬は別々に観光することをおすすめします。また、カスカイスはそれほど有名な観光地ではありませんが、市街地はビーチリゾートになっており、飲食店が多く海水浴も楽しめます。また、中心地から少し離れたところにある「地獄の口(Boca do Inferno)」という景勝地の眺めも素晴らしく、ここから見る夕日も美しいものでした。午前中はロカ岬で過ごし、お昼から夕方ごろはカスカイスでのんびりリゾート気分に浸る、というコースもおすすめです!