アゼイタオンの名物スイーツでちょっと休憩

リスボンからの日帰り旅行で訪れた町アゼイタオン。アズレージョの工房の次は、ポルトガルの名産モスカテルワインのワイナリーを目指します。ヴィラ・ノゲイラ・デ・アゼイタオンの広場まで歩いてきました。ここでちょっとコーヒーブレイクです。アゼイタオンには「トルタ・デ・アゼイタオン」という名物スイーツがあるのです。ミニロールケーキの中に卵黄のクリームが入ったもので、ポルトガルでは町なかのスーパーでもよく見かける人気のスイーツ。広場の横のカフェで売っているのを見つけ、早速食べてみました。ふんわりしっとりしたスポンジと濃厚なクリームのハーモニー、さすがに本場のものは美味でした。

リスボンからの日帰り旅『アズレージョの工房と絶品ワインのワイナリー訪問』(その3) リスボンからの日帰り旅『アズレージョの工房と絶品ワインのワイナリー訪問』(その3)

ポルトガル最大のワインメーカーを訪ねる

広場の先に、外壁に美しいアズレージョを飾った堂々たる建物が見えます。ここが、創業1834年、ポルトガル最大のワインメーカーのひとつといわれる「ジョゼ・マリア・ダ・フォンセカ」のワイナリーです。このメーカー名は創業者の名前で、創業から今日に至るまで、6代にわたって彼の一族が経営してきました。主力銘柄「ペリキータ」はジョゼ・マリア・ダ・フォンセカが自ら手がけたワインで、1850年から作られています。予約がなくても大丈夫とのことで、3ユーロ(安い!!)払ってガイドツアーに申し込みました。敷地内は広く、中庭や酒蔵まで続く道の花と緑がとてもきれいでした。

ガイドツアーで蔵の中を見学

酒蔵の中に入ると、天井の高い蔵の中には大きな樽がずらりと並び、ぶどうの香りがふんわりと漂います。日本の酒蔵では日本酒にクラシックを聴かせるという話を聞いたことがありますが、ここでは静かに宗教音楽が流れていました。ここにあるワインも音楽を聴いて美味しく育っていくのでしょうか。ワイナリーの中でも最も貴重なコレクションは、厳重な扉の向こうに置かれていました。『あれを飲んでみたいなあ』と思いつつ見学ツアーを終えると、さあ、あとはお待ちかねの試飲タイムです!!

それは琥珀色の宝石か、モシュカテルワイン

試飲できるのは2種類。赤ワインと、楽しみにしていたモシュカテルワイン「Moscatel de Setubal」です。モシュカテルはブドウの品種で、英語だとマスカット。酒精強化ワインのひとつで、琥珀色が美しい甘口のワインです。主に食前酒として飲まれます。これがとっても美味しかったので、さらにお金を払って飲んでみることにしました。店内にはワインのディスペンサーがあり、グラス1杯1ユーロから10ユーロまで、いろいろなワインを試すことができます。5ユーロのワインは25年ものだそうで、試飲したものよりさらに馥郁とした香りで、うっとりする美味しさでした。アズレージョを作ってワインを1杯。今日も大満足のミッションコンプリートです。