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世界遺産もある北大西洋の穴場、アソーレス諸島の旅(その1)アソーレス諸島の概要をつかもう


北大西洋にあるポルトガル領の島々

ポルトガル最高峰のピコ山と捕鯨をする人の像 ポルトガル最高峰のピコ山と捕鯨をする人の像

北大西洋にあるアソーレス諸島(アゾレス諸島)を訪れた人は、どのくらいいるのでしょう。日本発の団体ツアーも少なく、日本では個人単位でツアーが催行されている程度かもしれません。国でいうとポルトガルなのですが、日本でポルトガルのガイドブックを買ってもこの諸島のことは出ていません。ある意味、「たいていの外国へは行った」というマニア向けの場所かもしれません。アソーレス諸島があるのは、ポルトガルから西へ約1000km、反対の北アメリカからは約3900kmの大西洋上で、全部で9つの島々からなっています。ユーラシアプレートと北アメリカプレートがぶつかる地点で、その火山活動で島々が生まれたのです。

9島からなる島々に人々は分かれて住んでいる

島々の気候は温暖で湿潤。平均最低気温も10度を下回ることは少ないので、冬でも過ごしやすそうです。アソーレス諸島の人口は全部で24万人ですが、夏は観光客でもっと増えるでしょうか。9つの島々は、大きく東部の3島、中部の4島、西部の2島のグループに分かれますが、西部の2島は両島合わせても人口は2000人余りと少なく、観光客もあまり訪れることはありません。最大の島は東部にあるサンミゲル島で、その後に中部のピコ島、テルセイラ島が続きます。人口が多いのはサンミゲル島で、諸島全体の約半分強の13万人が暮らしています。

アソーレス諸島の歴史

北大西洋に孤立しているこの諸島がポルトガル人によって発見されたのは、1427年のこと。それ以降、植民地化が進んでいきます。新大陸が発見されるとこの島々は水などの補給基地として、のちには捕鯨や遠洋漁業の基地として使われるようになりました。ゴツゴツした岩場が多いこの島々では一般的な農業は不向きで、放牧やワイン造りが盛んになりました。第二次世界大戦中、ポルトガルは中立国でしたが、このアソーレス諸島はアメリカを中心とする連合軍の基地として使われていました。戦後も湾岸危機や中東戦争などが起きるたび、補給線を確保するためにアメリカ軍の空輸がここを中継して行われていたようです。また、スペースシャトルの非常用着陸地のひとつでもあります。

世界遺産があるのはテルセイラ島とピコ島

現在は保養地やヨットの停泊地として、トレッキングやクジラを見るホエール・ウォッチングが人気の観光地となっています。アソーレス諸島にはまた2つの世界遺産があります。1983年に登録された「テルセイラ島のアングラ・ド・エロイズモの街並み」と、2004年に登録された「ピコ島の葡萄文化の景観」です。

アソーレス諸島を回る旅の計画

このアソーレス諸島にスペイン在住の友人夫婦(日本人)と10月初旬に行ってきました。ほとんど前知識はありません。というのも前述したように日本語のガイドブックでは紹介されておらず、またネット情報にも日本語は少ないのです。行程は全部で4泊5日で、まず1日目はテルセイラ島の世界遺産アングラ・ド・エロイズモに宿泊、2日目に町と島を見て、夕刻に飛行機で最大の島サンミゲル島へ。一番大きな町のポンタ・デルガダに2泊し、島を巡ります。4日目の朝、飛行機でポルトガル最高峰があるピコ島へ。1日たっぷり観光した後に、夕方のフェリーで向かいのファイアル島へ渡り、ホルタの町に泊まります。5日目はホルタから空路でリスボンへという4島めぐりのスケジュールです。ちなみに友人は国際免許があるので、島内はレンタカーで回ります。ポルトガル本土からアソーレス諸島往復はTAPポルトガル航空を利用。島と島の間はSATAというローカルの航空会社で移動します。(その2に続く)

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2018/12/28)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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