リスボン地下鉄の4つの路線

リスボンは地下鉄の発達した街です。1959年に開業し、現在では4つの路線が運行しています。青ライン(かもめ線)が17駅で14km、黄ライン(ひまわり線)が13駅で11km、緑ライン(カラベル船線)が13駅で9km、赤ライン(東線)が12駅で11.3kmとなっています。町外れに行く場合は、地下鉄でないと行けないこともあり、リスボンの街歩きに、地下鉄の利用価値は高いでしょう。チケットは「リスボン・ビバ」と呼ばれるICカードを駅で購入して使用することになっています。

リスボンの地下鉄に乗ろう! リスボンの地下鉄に乗ろう!

超モダンな駅舎、赤ラインのオリエンテ駅

交通機関としても便利ですが、リスボンの地下鉄は駅そのものもちょっとした見どころになっています。特に赤ライン(リナ・ヴェルメーリャ)の駅は凝った内装が多いことで知られています。この路線の最終駅オリエンテ駅は、1998年に開催されたリスボン万博に合わせて開業した駅で、駅舎のデザインも超モダンなデザインです。中の壁には、極彩色のモダンアートがありますのでお見逃しなく。夜になって明かりが灯されたオリエンテ駅は、駅舎の屋根がオレンジ色に輝いて美しさが際立っています。将来はスペインから伸びてくる高速鉄道のターミナル駅になる予定だそうです。

アズレージョが彩る駅の壁画

お勧めは青ライン(リナ・アズール)の駅です。パルケ駅は大航海時代がテーマになっていて、まるで遊園地にある海賊の館という感じで楽しさが一杯です。同じく青ラインのジャルディン・ズロジコ駅(動物園駅)には動物の絵が描かれたアズレージョ(装飾タイル)がはってあり、水彩画のような美しさです。緑ライン(リナ・ヴェルデ)のカイス・ド・ソドレ駅には「不思議な国のアリス」のウサギが描かれています。黄ライン(リナ・アマレーラ)のカンポ・ペケーノ駅にあるモダンアートも一見の価値ありです。これらはいずれもアズレージョによる壁画です。こういった装飾に適したアズレージョは好評で、ポルトガル人によってフランスやオーストリアなどの地下鉄にもアズレージョで装飾されるようになったそうです。