天空のパノラマ「エイラ・ド・セラード」の絶景

海あり山ありのマデイラ島。フンシャルの町から内陸に入ると、とたんに緑が濃くなり山が迫ってきます。高さ30mもあるユーカリの林や地中海松の林の中を走り、つづら折りの道を登りきると、標高1094メートルの「エイラ・ド・セラード」の展望台に到着します。眼下には切り立った険しい山に囲まれた深い谷が広がり、谷底にはフランスの海賊から逃れた修道女たちが隠れ住んだというクラル・ダス・フレイラス村が見えます。展望台の背後の丘に登ると、マデイラ島の最高峰、標高1861mのピコ・ルイヴォが見えました。展望台の近くにはホテルもあるので、いつかあのホテルに泊まって絶景を眺めながら、マデイラワインをちびちびやりたいと思っています。

世界遺産の森とワインとクリスティアーノ・ロナウド 〜ポルトガル・マデイラ島(その2)〜 世界遺産の森とワインとクリスティアーノ・ロナウド 〜ポルトガル・マデイラ島(その2)〜

モンテの「ドボガン」に乗ろう!

マデイラ島で絶対に試してみたいのが「ドボガン」。木製のソリの上に大きなカゴを載せた乗り物で、モンテという山の上の村で、人や物を乗せて坂を降りるために使われていました。今では観光客に大人気のアトラクションとなっているのですが、これが超楽しいんです!! 前のカゴにお客を乗せて、その後ろに白いシャツに白いパンツ、麦藁帽を被った粋な姿の男性ふたりが立ちます。彼らが地面を蹴って加速し、コントロールしながら2kmの坂をけっこうなスピードで下りていくんですが、お兄さんたちがわざとドボガンを左右に振るので、私も大人げなくキャーキャーと声を上げてしまいました。また、モンテの頂上の教会は絶景ビューポイントです。モンテには行かねばなりませんよ。

大みそかのカウントダウンはマデイラ島で!

マデイラを訪れるなら、お祭りの時期に合わせるのもいいですね。2月のカーニバルや秋のワイン祭りなど年間に大きなお祭りがありますが、なかでもフンシャルの花祭りは見ごたえがあります。「花の島」の別名を持つマデイラ島の花祭りは、紫のジャカランダの花が満開となる頃に開かれます。フンシャルの目抜き通りが花絨毯で覆われ、花の衣装をまとった女性たちと美しい花を満載した山車が市内を練り歩きます。また12月中旬から1月始めまでフンシャルで開催される聖シルヴェストレ祭は、大みそかの港での花火大会が有名です。この花火を見るために世界各地からクルーズ船や観光客がマデイラ島に集まり、深夜0時には港の船が一斉に汽笛を鳴らして新年を祝います。

マデイラワインとともに楽しむ名物料理

マデイラ島の美味しいものといえば、シーフード。中でも島の名物である黒太刀魚の料理は是非ためしてみましょう。黒太刀魚は、市場で台の端から半分だらりと下半身(?)を垂らして並べられています。グリルやムニエル、フリットで食べますが、肉厚でふっくらとしていて食べごたえがありますよ。ラパスというあわびのミニサイズのような貝は、ニンニクをきかせたバターで焼かれるとコリコリと弾力があって、ビールのつまみに最高! 月桂樹の枝に刺した牛肉のバーベキューも名物料理の一つで、ほんのり月桂樹の香りが移った肉はジューシーで柔らかくとても美味しいです。う〜ん、次の冬休みはマデイラ島に行こうかな。その時は真っ赤なフェラーリが走っていますように!