ポルトガルは甘いお酒が美味しい?

ヨーロッパを旅行する大きな楽しみのひとつがお酒です。ビール、ワイン、ウィスキーなど、ほとんどどの国にも誇るべき美味しいお酒があり、旅行を何倍にも楽しくしてくれます。ポルトガルと言えば、世界三大酒精強化ワインのポートワイン、もしくはマデイラワインが有名ですが、他にも美味しい現地ならではのお酒があります。今回はその中でも手に入りやすい、ジンジーニャとモスカテルをご紹介します。どちらも甘いお酒なので、「いかにもお酒っぽいのは苦手」な方にもおすすめです。

ポルトの有名ワイナリー「フェレイラ」のモスカテル ポルトの有名ワイナリー「フェレイラ」のモスカテル

サクランボ酒のジンジーニャ

ジンジーニャは、「ジンジャ」という黒サクランボと砂糖を、「アグアルデンテ」というポルトガルのブランデーに漬けて出来あがるリキュール酒です。飲みやすい口当たりですが、基本的にストレートで提供され、アルコール度数も20%近くあるので、飲み過ぎないようにご注意ください! サクランボの実が入った状態で出されるものもあれば、液体のみのものもあります。「ジンジャ」の特産地であるオビドスで特に有名なので、オビドスを観光される方には特におすすめです。また、リスボンのロシオ広場にはジンジーニャ専門のバー、その名もずばり「ア・ジンジーニャ」というお店があるので、観光の合間にぜひ足を運んでみてください。

酒精強化ワインのモスカテル

モスカテルは、ポートワインやマデイラワインと同じ酒精強化ワインで、発酵中に高アルコール度数のブランデーを加えることで出来上がります。糖分が残った状態で酵母の働きが止まるので、甘く仕上がります。その中でもマスカット系ブドウ品種の「モスカテル」を使って造られるのがこのお酒で、ポルトガル南部のセトゥーバル産モスカテルを使うものと、北部のドロウ産を使うものの2種類あります。いずれも甘みがあるだけでなく、とても香り高いのが特徴で、お酒好きな方もその複雑な味わいを楽しめると思います。こちらもカフェやバーなどで気軽に注文できますが、ワイナリー見学などで飲めるところもあるので、観光する際のオプションのひとつにしてみてください。