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アズレージョの教会とポルトガル・バロックの邸宅


掲載日:2014/10/09 テーマ:観光地・名所 行き先: ポルトガル / ポルト

タグ: ワイン 教会 建築


小さな町を散歩して美しい教会を見る

アズレージョの教会とポルトガル・バロックの邸宅 アズレージョの教会とポルトガル・バロックの邸宅

ポルトガル北部の中心都市ポルトから東へ約80km、ノルテ地方に真ん中に「王家の町」という名前を持つ町があります。ヴィラ・レアル。人口2万5000の小さな町で、特に有名な見どころがあるというわけではありません。しかし、町をぶらぶらと散歩すると、アズレージョ(ポルトガル特産の青タイル)を一面に貼ったサン・ペドロ教会や、バロック様式のノヴァ聖堂といった美しい建物が見えてきます。特にノヴァ聖堂の内部に貼ってある18世紀のアズレージョは一見の価値があります。現在はツーリスト・インフォメーションに使用されているヴィラ・レアル侯爵邸では、マヌエル様式の装飾を見ることができます。

世界的に有名なワインを作った貴族の邸宅

さて、ヴィラ・レアルの郊外には、ポルトガル・バロックの傑作といわれているマテウス邸があります。1740年にイタリア人建築家ニコラウ・ナソーニによって建てられたもので、世界的に有名なワイン「マテウス・ロゼ」を生み出したマテウスの邸宅です。16世紀頃に収集された本が収められた書斎、豪華なゲストルーム、ダイニングルームなどにはブラジル産のマホガニーで作られたポルトガル・バロックの優美な家具が置かれ、天井には豪華な彫刻が施されています。さすがに当地の有力貴族だけあって、マテウス邸は豪勢かつ優美な造りです。

ポルトガル・バロックの邸宅に中国の磁器皿

ワインで富を築いたマテウスの自慢のコレクションは、中国、広東の染め付けの磁器皿でした。邸宅の内で最も目立つところに置かれています。当時、中国の磁器は超高級品で、これを持つのが貴族のステータスであったといわれ、大いにもてはやされました。内部を案内してくれたガイドの説明によれば、さすがにこのような磁器は日常的に使われることはなく、特別なディナーの時だけ用いられたそうです。凝りに凝った装飾で埋め尽くされたポルトガル・バロックの邸宅に住んでいても、中国の青い染め付けの皿は神秘的な魅力を放っていたのでしょう。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2014/10/09)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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