- りんみゆき
- 香港在住22年。元外資系航空会社のCA、現在はライターや通訳。CA時代から旅行が大好きで、子どもができても世界のあちらこちらに出没しています。リゾートやハイキングなど子連れ旅行のおすすめ情報を発信中。
出発エリアをに変更しました。
赤の広場にあるグム百貨店ではウィンドーショッピングを楽しめます
子連れでモスクワ!?と思いがちですが、実は子どもにとって夢が溢れる街。地下深くにあるメトロの駅には銅像や絵がたくさんあり、地上に出るのにワクワクするくらい長いエスカレーターに乗ります。1990年に世界遺産登録されたクレムリンと赤の広場は走り回るのにいい場所で、その端にあるのはおとぎ話にでてくるお城のような聖ワーシリー大聖堂。プリンセスに憧れる女の子にとっては物語の主人公になった気分になれることでしょう。1時間ごとに行われるガードの交代は、ロボットのように動く動作に目が釘付け。夏は小川や噴水で地元っこと一緒に水遊びなんてことも。
外には宇宙に届きそうな背の高いオブジェがあります
1961年にはじめて宇宙へ行ったロシア人の宇宙飛行士、ユーリィ・ガガーリンはロシア人はもちろんのこと、世界中の子どもたちのヒーロー。ミュージアムには学校の遠足で訪れている地元の小学生たちの姿も。子どもたちのお気に入りは入ってすぐのところにある、はじめて宇宙に行った二匹のワンちゃんのはく製。入り口の大きさからは想像ができないくらい広いミュージアムの中には、実際ガガーリンが着た宇宙服や今まで宇宙に行った各国の人たちの写真やパネルが展示されていて大人でも宇宙に対するロマンを感じてしまいます。
メトロのパルチザンスカヤ駅から徒歩10分くらい
カラフルなマトリョーシカ、毛皮の帽子、戦争中使用されていたようなアンティーク部品をはじめ、絵画やスカーフ、衣類など何でも並べてあるイズマイロフ市場。日本のこけしの真似をしたといわれるロシアのおみやげナンバーワンであるマトリョーシカ人形は顔つきや洋服の色やデザインも全て違うので、どれにしようか迷ってしまいます。市場は基本的に毎日午前9時から午後6時までオープン、入場料20ルーブルですが、週末の方が開いている店も時間帯も長いのでおすすめ。時間があれば近くにあるウォッカ博物館にも立ち寄ってみるのもいいでしょう。
こじんまりとしたサーカス会場では近距離でのパフォーマンス
サーカスは子どもだけのものではないと証明してくれるのがボリショイ・サーカス。1971年に創立したモスクワの国立サーカスは比較的新しいのでニューサーカスとも言われています。メトロのユニベルシテート駅から徒歩5分のところにあるサーカス会場、チケットはメトロのカッサでも購入可能。華やかな衣装に幻想的なパフォーマンス、犬や猿などの小動物から熊なども登場するショータイム。目玉のライオン使いはあまりの迫力に手を握り締め、心臓バクバク。大スぺクタクルな演技に圧倒され、終了後もしばらくはボーッとしていることでしょう。
市場でお行儀よく並んでいるマトリョーシカ人形
イズマイロフ市場 www.moscow-vernisage.com
ボリショイサーカス www.bolshoicircus.ru
モスクワ情報 http://www.moscowcity.com/
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2014/11/28)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
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