タトラ山地麓のリゾート地ポプラト

スロバキアとポーランドの間にまたがるタトラ山地はヨーロッパ有数のトレッキング・スポットとして人気を博しています。スロバキア側ではポプラト、ポーランド側ではザコパネが山岳リゾート地として整備されており、トレッキングの拠点として利用されます(ポプラト・ザコパネ間も長距離バスで行き来できます)。ポプラトはとにかく物価が安く、三ツ星ホテルでも20ユーロ(≒2400円)前後で泊まれますし、食事も5ユーロ(≒600円)あればお腹いっぱい食べられます。かといって町がさびれているわけでもなく、町の目抜き通りにはたくさんのショップが揃っています。アクセスもよく、首都ブラチスラヴァからも第二の都市コシツェからも電車で簡単に訪れることができます。今回はそんな隠れたおすすめ観光地ポプラトから行ける驚きの世界遺産「ドブシンスカ氷穴」をご紹介します。

真夏も氷に覆われているドブシンスカ氷穴 真夏も氷に覆われているドブシンスカ氷穴

真夏でも溶けない、天然の彫刻ドブシンスカ氷穴

ポプラトのバスターミナルから「ストラテナ行き」のバスに乗って1時間ほどのところに、一年中氷で覆われた洞窟の「ドブシンスカ氷穴」があります。ここは、スロバキアとハンガリーにまたがる世界遺産「アグテレク・カルストとスロバキア・カルストの洞窟群」の1つで、珍しい景観が見られるため特に人気の洞窟となっています。現地での観光は30分ほどのガイドツアー形式(スロバキア語)です。5月15日〜31日及び9月は9時30分〜14時まで1時間半ごとに4本、6月〜8月は9時〜16時まで1時間ごとに8本のツアーが敢行されています(冬期は完全閉鎖)。入場料は8ユーロ(≒960円)ですが、写真を撮影する際にはさらに10ユーロ(≒1200円)支払う必要があるのでご注意ください。

必ず寒さ対策を! 観光の際の注意点

ドブシンスカ氷穴を観光する上でいくつか注意点すべきことがあります。まず、ポプラトとドブシンスカ氷穴を結ぶバスは1〜2時間に1本しかないので、事前にバスのタイムテーブルをよくご確認ください。最寄りのバス停から入口までは山道を歩くので(整備はされています)、歩きやすい靴で行かれることをおすすめします。観光中も階段の上り下りが何度かあります。また、氷に覆われた洞窟ですので当然中は寒いです。坂を上ってかいた汗が冷えて氷穴で凍える、ということにならないように上着を持っていきましょう。観光までに何かと大変なドブシンスカ氷穴ですが、実際にたどり着ければ感動的な景観を目にすることができます。しっかり準備して世界遺産の絶景を楽しみましょう!