ヨーロッパの小国スロベニアの首都へ

観光で海外の町を訪れたとき、その町を高いところから見下ろしたくなりませんか。誰しも考えるのは同じようで、たいていの町には見晴らしのいい“展望台”があります。今回紹介するのは、スロベニアの首都リュブリャナの市街を見下ろす、そんな場所です。リュブリャナは“首都”というには小さな町ですが、ハプスブルグ家時代の影響をあちこちに残した、雰囲気のある町。それを見下ろす丘が、観光名所の旧市街の中心近くにあるのです。

ケーブルカーを使えば、一気にリュブリャナ城へ ケーブルカーを使えば、一気にリュブリャナ城へ

丘上にある要塞跡が展望台に

町の中心のプレシェーレノフ広場から観光名所の「三本橋」を渡り、市庁舎に突き当たったら左へ。徒歩3分ほどのクレコフ広場から見上げると、丘の上にその城があります。「リュブリャナ城」です。近くに高い場所がないので、この丘は昔から砦を築く絶好の場所でした。ここに最初に要塞が造られたのは12世紀ごろ。当初はこの地方の領主の城でしたが、14世紀にハプスブルグ家の所領になります。現在の城は16〜17世紀にかけて建てられたものですが、なかには刑務所として利用されていた時代もあったそうです。1905年以降は市の所有となり、現在は市内を見下ろす絶好の展望台として人気があるほか、博物館やレストランも併設しています。

城へは「フニクラ」でたった2分!

このリュブリャナ城へは歩いても上る事ができますが、ここはぜひケーブルカーで上ってみましょう。クレコフ広場の南側に乗り場があります。チケットですが、ケーブルカーの片道、往復切符のほかに、城の中の「展望塔」などの入場料も含むセットチケットも販売されています(バラバラで買うよりも割安になっています)。ケーブルカーは、現地では「フニクラ」と呼ばれているのでご注意を。往復で7ユーロ(約980円)でした(2015.8現在)。ガラス張りなので眺めはいいですよ。9時から夜23時までの運行です(冬期は10〜21時)。

展望塔に上ってみよう!

頂上の城内には、いくつかの施設があります。博物館を兼ねている「展望塔」からは、リュブリャナ市街とその遠くに見える山々が見渡せます。私が上った時間はちょうど夕暮れで、夜景には早かったですが、落ちついたこの古都を感じるにはいい時間でした。ほかにも無料で入れるアートギャラリーや、こじゃれたレストラン、カフェなどもあるので、ここでのんびり過ごすのもいいでしょう。