世界有数の洞窟大国スロベニア

スロベニアという国をご存知ですか? かつてユーゴスラビアという国の一員でしたが、この国が解体して独立国になりました。場所的にはイタリア、オーストリア、クロアチアなどに囲まれ、一部がヴェネツィア湾に面していますが、国土の大半は丘陵や山岳地帯が占めています。そこにはヨーロッパ有数のカルスト(石灰岩)地形があり、多くの鍾乳洞もあります。今回はそのうち、世界遺産にも登録されているシュコツィヤン鍾乳洞を紹介しましょう。

鍾乳洞内は写真撮影禁止なので、この出口の画像でガマン。 鍾乳洞内は写真撮影禁止なので、この出口の画像でガマン。

2つの大きな鍾乳洞。その違いは?

スロベニアで人気の鍾乳洞というと、他にも「ポストイナ鍾乳洞」があります。ここは鍾乳石の種類にもバラエティがあり、しかも内部をトロッコ列車で観光するという大型鍾乳洞で、いつも団体客でにぎわっています。一方、このシュコツィヤン鍾乳洞はそこまでは観光地化されてはおらず、静けさが漂う場所です。おそらく「世界遺産」ということで、観光開発が抑えられているのでしょう。もし、スロベニアに行くとしたら、両方の鍾乳洞を見て欲しいですが(車でたった30分しか離れていません)、荘厳な雰囲気を味わいたかったら、まずこちらのシュコツィヤン鍾乳洞をおすすめします。

鍾乳洞見学には2つのコースがある

シュコツィヤン鍾乳洞は、首都リュブリャナから南西へ82km。車で行くのが一番便利ですが(リュブリャナから1時間半)、バスなどを使っていくこともできます。具体的な行き方は、別に「スロベニアの世界遺産、シュコツィヤン鍾乳洞へ公共交通機関を使って行く方法」という記事を書いたので、そちらを参照下さい。さて、コースは2つあり、所要時間はそれぞれ1時間半程度。メインのコース1の鍾乳洞は、ガイド付きのツアーでしか入ることはできません。コース2のほうは鍾乳洞というより、洞窟沿いの遊歩道を歩くコースで、こちらはガイドが付かずに自分で歩いて行くもの。なので時間のない人は、コース1のみの参加をしています。(その2につづく)