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海外現地発ガイド通信

牛追い祭りの有名坂にあるナバラ博物館でナバラの歴史を深学しよう!


掲載日:2012/11/15 テーマ:歴史 行き先: スペイン / パンプロナ

タグ: たのしい 一度は行きたい 博物館


坂道に位置する博物館

"CABEZA DE PUNTOS DE COLOR"(カラーポイントヘッド)という作品。遠くからも目を惹くオブジェだ。 "CABEZA DE PUNTOS DE COLOR"(カラーポイントヘッド)という作品。遠くからも目を惹くオブジェだ。

スペイン好きであれば、毎年7月に開催されるパンプロナの牛追い祭りで牛たちが急坂を駆け上がっていくシーンは覚えがあるはずだ。その坂道をほぼ上がりつめたところに、1844年に建設されたMUSEO DE NAVARRA(ナバラ博物館)がある。1910年から一般公開が始まったこの博物館は、1990年に包括的な改修が行われ、現在年間約4万人が訪問するそうだ。

考古学から現代美術まで楽しめる博物館

正面入り口からは想像できないほど内部は広い。 正面入り口からは想像できないほど内部は広い。

この博物館では、ナバラの先史時代の考古学的遺物はもちろん、ローマ時代の保存状態のよい大きなモザイク、彫刻類、ゴシック、ルネッサンス、そしてバロック調絵画、そして現代美術まで楽しめる。注目したい展示品としては、考古学好きであればなんといっても"MAPA DE ABAUNTZ(マパ・デ・アバウントゥス/アバウントゥスの地図)"であろう。アバウントゥス洞窟近くの地理的要素と山羊のグループが石灰石の塊に描かれており、紀元前9815年ごろものとされている。

ここは見逃せない!その1.

宗教壁画の一部。圧巻であると同時に不思議と休まる空間だ。 宗教壁画の一部。圧巻であると同時に不思議と休まる空間だ。

また、ARQUETA HISPANO-MUSULMANA DE LEIRE(レイレ(修道院)のヒスパニック系イスラム教徒の小箱)も見逃せない。レイレ修道院に保管されていたその象牙小箱は、1004−1005年にコルドバにて製造されたもので、アラブ侵略時代のスペイン中世殉教者だった聖アロディアと聖ヌニロの聖遺物箱であったそうだ。絵画だと、PINTURA MURAL GOTICA DE JUAN OLIVER(フアン・オリベルのゴシック調壁画)やRETRATO DEL MARQUES DE SAN ADRIAN(サン・アドリアン侯爵の肖像画)であろう。

ここは見逃せない!その2.

ARQUETA HISPANO-MUSULMANA DE LEIREは、絶対に見逃せない。 ARQUETA HISPANO-MUSULMANA DE LEIREは、絶対に見逃せない。

ナバラは中世紀後半フランスとの関係が深く、この時代のゴシック調の壁画に代表される多くの宗教画に多大なる影響をもたらしている。また最大の見どころである、1804年ゴヤによって描かれた伯爵画は、実はゴヤにとって大変なに時期に描いた肖像画であったようだ。アカデミーの事務局長の座を却下されており、その原因は難聴だとされている。ゴヤの深刻な悩みとは逆に伯爵の気品があり余裕を漂わす微笑が何とも皮肉な作品である。この博物館は一言でいうと総合博物館であろう。ナバラの歴史をゆっくりと肌で感じるチャンスである。

【関連情報】

ゴヤの作品であるRETRATO DEL MARQUES DE SAN ADRIAN ゴヤの作品であるRETRATO DEL MARQUES DE SAN ADRIAN

■MUSEO DE NAVARRA(ナバラ博物館)
住所:C/SANTO DOMINGO, 47, PAMPLONA
電話:848 42 64 92
HP:http://www.navarra.es/home_es/Temas/Turismo+ocio+y+cultura/
Museos/Museos+y+colecciones+permanen
開館時間:火−金 8:00 - 14:00, 17:00 - 19:00、日祝:11:00 - 14:00(聖週間の木曜日、5月1日、7月6日、12月24日、12月31日
閉館日:月曜日、1月1日、聖週間の金曜日、7月7日、12月25日
金額:2ユーロ(但し、土曜日午後、日曜日の午前中、5月18日、9月27日、10月12日、12月3日、12月6日は無料)

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2012/11/15)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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