食べたその場で翌年の予約!?

カタルーニャの冬の名物カルソターダを食べに、本場バイスの町を目指します。地元の新聞おすすめのレストランを検索してきたのですが、同行の友人に「予約してきたんだよね」と聞かれてビックリ。なんと、バイスのマシアは週末になると予約なしではまず入れないのだとか。カタルーニャ人は、カルソターダを食べにきたら、その場で翌年の予約を入れていくのだそうです。そのくらい人気なのです。慌てて店に電話してみると、その日は平日だったこともあってか、無事席を確保することができました。バイス恐るべし、です。

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エプロンを掛けてあ〜んと一気に

私たちが向かったレストランは住宅地の中にあり、田舎の一軒家ではありませんでしたが昔ながらの古い建物で、中はランチ客でいっぱいでした。私たちの席には、エプロン(赤ちゃんのよだれ掛けみたいなもの)が用意されています。これはカルソターダのお約束です。エプロンをつけて待つことしばし、真っ黒に焼かれたカルソッツの山が、皿代わりの瓦の上に置かれました。表面の真っ黒の部分を外したら、とろりと蒸し焼きになった白い部分に“ロメスコ”というソースをつけて、上を向いて「あ〜ん」と大きく口をあいていただきます。

さすが絶品、自家製ソースが決め手

カルソッツの美味しさを決める最も重要なポイントはこのロメスコです。アーモンドやパプリカ、トマトなどをすり潰して作る特製ソースで、スーパーでもボトルで売られていますが、こういう名店のロメスコは当然自家製です。この店のロメスコは、今までに食べたロメスコは何だったのかと思うほどの衝撃的な美味しさでした。カルソッツは基本的にお代わりし放題で、日本人としてはメインの肉よりこちらの方をたくさん食べたいところ。私たちは3回お代わりしました。もうすでに大満足です。

タラゴナからのバスで行けます

メインの肉の盛り合わせ(子羊やブティファラというソーセージ)と白インゲン豆も、すごいボリュームです。スペイン人にとっては肉が大事なのでしょうが、私たちは甘〜いネギでお腹がいっぱいです。やっとのことでメインを食べ、デザートの定番クレマ・カタラナを食べた時点でお腹がはちきれそうでした。カルソターダ、やっぱり一年に一度で十分です。あとは味噌汁で食べるとしましょう。バルセロナにもカルソターダを食べられるレストランはありますが、みなさんもできれば是非バイスに足を運んでみてください。タラゴナの町からバスが出ています。週末は難しいかもしれませんが、平日なら当日や前日の予約でも大丈夫でしょう。驚くほど甘いカルソッツと絶品ロメスコ、最高です!!