カタルーニャの特産品「カバ」

最近日本でも人気が出てきた、スペインのスパークリングワイン「カバCava」。このワインはバルセロナから南西に40kmに位置するペネデス地区、サン・サドゥルニ・ダノイアとその近郊で90%が生産されています。カバはフランスのシャンペンと同じ瓶内二次発酵方式という製法で作られ、シャンペンと変わらない高品質なのに価格は手頃ということもあり、ますます人気が高まっています。フランス人もわざわざスペインまで買い出しに来るんだそうですよ。スペインでは年越しにブドウを食べた後カバで乾杯して新年を祝います。

スペイン・カタルーニャ地方のスパークリングワイン「カバ」のワイナリーを訪ねる スペイン・カタルーニャ地方のスパークリングワイン「カバ」のワイナリーを訪ねる

ワイナリーへのアクセス

カバのワイナリー(スペイン語ではボデガbodegaといいます)では、それぞれ見学ツアーを行っています。これがなかなか充実していて面白いので、ワイン好きの人は是非訪れるといいでしょう。旅行代理店やバルセロナ市の観光局でツアーを催行しているので、手軽なツアーを利用してもいいですね。ここでは自力で行こうと思う人のためにアクセスをご案内します。サン・サドゥルニ・ダノイアまでは、バルセロナのサンツ駅かカタルーニャ駅から国鉄レンフェrenfeの近郊線セルカニアスのLine 4で約45分、「Sant Sadurni d'Anoia」駅で下車します。電車は30分ごとに出ています。

代表的な2大ボデガ、「フレシネ」と「コドルニウ」

この町に数あるカバのボデガの中でも特に有名なのは、「フレシネFreixenet」と「コドルニウCodorniu」の2つのメーカーです。世界的な販売数はフレシネが勝っていますが、スペイン国内ではコドルニウの方が人気があり、国内シェア1位を誇っています。私もコドルニウのカバが好きでよく飲みます。自力で見学ツアーに参加する場合、アクセスがいいのは駅の真正面にボデガのあるフレシネですが、コドルニウも駅前から定額制のタクシーで行くことができます。どちらも予約してから行くのがいいでしょう。

「フレシネ」の見学ツアー

フレシネの見学ツアーは所要1時間半くらい。まずビデオでフレシネの歴史を見てから、カバの製法やブドウの種類、糖度の違いなど展示を見ながらガイドの説明を聞きます。それから貯蔵庫に入っていくのですが、はかり知れない数の樽とワインが並んでいて圧倒されます。地下6階まである貯蔵庫を地下深くまで降りていくと、壁や天井がびっしりとカビに覆われた部屋には希少なカバが眠っています。ここからトロッコに乗って建物の中を移動、近代的なタンクや出荷前の箱の山を見て地上に出て終了です。お楽しみの試飲は1杯だけですが、普段飲めない珍しいカバも有料で(しかも安い!)一杯ずつ飲めるので、あれこれ試してみるといいでしょう。ショップはグッズも充実しています。