中国人経営の“自称”日本食レストラン

バルセロナには“自称”日本食レストランが雨後のタケノコのように増えています。「Restaurante Japones」と看板に書いてはあるものの、そのほとんどは中国人によって営まれている“なんちゃって日本食屋”で、シャリがいまひとつの寿司やだしの利いてないぬるい味噌汁など、日本人がわざわざお金を払ってまで食べる気にならない料理ばかり。そんなレストランがスペイン人で賑わっているのを見ると「あれを日本料理だと認識しないでもらいたい」と思うばかりです。スペイン人が大好きな、生の中華麺ではなく明らかにインスタントの麺を茹でて作ったような焼きソバが、こういう店では必ずお昼の定食に入っています。

邪道!? いえいえ美味しければいいんです。バルセロナで中華バイキング 邪道!? いえいえ美味しければいいんです。バルセロナで中華バイキング

「Buffet Libre」は中華バイキングの店

しかし、和食だと思うから腹が立つのであって(笑)、中華料理だと思えば大丈夫。利用価値も出てきます。怪しい日本名と共に「WOK」「Buffet Libre」と書いてあるレストランは、寿司と中華料理が並ぶバイキングのお店なのですが、これもバルセロナの街のあちこちで見つけることができます。入り口に料金が書いてあって、平日のランチで10ユーロ以下、ディナーと週末は12〜15ユーロくらいでしょうか。子供はその2/3〜半額くらいの割引料金になっています。飲み物は含まれていないので別途オーダーします。

野菜不足の解消におすすめ

スペインで外食を続けていると、野菜をあまり摂れていないことに気づきます。私も、友人が遊びにきた時など連日外食が続くと野菜欠乏症に陥り、近所の中国食材店で青菜を買ってお浸しや青菜炒めを大量に作って補給します。自分で作るのは面倒くさいけど野菜が食べたい、ちょっとずついろんなものが食べたいと思ったら、この中華バイキングを利用します。バイキングの中には肉やシーフードを野菜と一緒にその場で炒めてくれる「WOK」のコーナーがあり、ずらりと並んだ素材を自分で好きなだけお皿に盛ってお店の人にお願いすると、鉄板でジャッと炒めてくれるんです。野菜もたっぷり食べられます。

小さい子供も食べ易いメニューがいっぱい

バイキングのメニューは、お寿司の他にシーフードのマリネ、サラダや和え物などの前菜に始まって、春巻き、コロッケといった揚げ物や、肉まん、餃子などの点心、チャーハンや焼きソバ、焼きビーフンといった主食系も数種類あって、ちょっとずついろいろなものが食べられます。もちろん具材を選んで炒めてもらうWOKも何度でもオーダーできます。さらにケーキやアイスクリーム、果物などのデザートまで用意されているので、これはもう、お子様連れのファミリーにもピッタリ!! 店の雰囲気がカジュアルなのも嬉しいですね。中華バイキングでちょっと一休みしたら、またスペイン料理を楽しみましょう!