バレンシアに行かず、パエリアを食べるには

スペインに行ったら絶対食べたい料理No.1は、パエリア(パエリャ)でしょうか。バレンシア地方発祥で、スペイン人も大好きな米料理です。さて、バレンシアまで行かれない人は、どこでパエリアを食べたらいいのでしょう。「マドリードのパエリアは美味しくない」と以前は言われていましたが、それは昔の話。美味しいレストランもあります。レストランでも食べられますが、南スペインでは、パエリアもタパス(小皿料理)文化に組み込まれています。バルの黒板に「今日のタパス」にパエリア書かれていることも。小皿サイズで食べることができるんです。

スペイン名物パエリア。バルセロナでは、いつ、どこで食べるのがベスト? スペイン名物パエリア。バルセロナでは、いつ、どこで食べるのがベスト?

バルセロナの木曜日が狙い目!

一般的には週末などに、みんなが集まって食事をするときに作ることが多いパエリア。ですが、私の住むバルセロナでは、木曜日が「パエリア」の日です。それはレストランの話です。日替わりランチメニューに登場するのが、きまって木曜日なのです。それを目当てにしているサラリーマン達や地元の人たちもいます。ランチメニューのために大きなパエリア用フライパンを使って大量に作るので、美味しいですよ。木曜のランチ探しの際は、店の前に置かれたメニューの書かれた看板をお見逃しなく!

どこで食べるのが美味しい?

サグラダファミリア周辺やランブラス通りには同じパエリア写真の看板が並んでいます。冷凍食品を出す店もあるので、あまり味の方はあまりおすすめできません。海岸沿いはシーフード・レストランが多く、シーフードパエリアを食べたい人や雰囲気重視の人におすすめエリア。目の前がビーチなので、開放的な雰囲気の中で食事が楽しめるでしょう。グルメな方には、「アロッセリア(Arrosseria)」もおすすめです。アロッセリアとは、米料理を専門に扱うレストランのことです。アルデンテのパエリアが食べられますよ。

量が多いので、注文時は気をつけて

パエリアを食べ飽きたら、他の米料理はいかがですか。スープ雑炊のような「カルドソ」、それとパエリアの中間のリゾットのような「メロソ」、と米料理にも種類があります。レストランでは注文を受けてから作るため、待ち時間がかかります。前菜をつまみながら待つのがスペイン流。また、一般的に日本人には量が多いので、少なめに注文するのがポイントです。それでも残してしまったときは、ウエイターに持ち帰りを伝えれば気軽に対応してくれます。バレンシアに行けなくても、他都市で美味しいパエリアを食べましょう。