スマホの盗難被害増加中!

私が住んでいるバルセロナではスリや置き引きなどの軽犯罪が多発しており、日本人観光客も少なからず被害に遭っています。なにしろ、地下鉄のホームで流されるスリ注意喚起の放送がカタルーニャ語、スペイン語、英語そして日本語で行われのですから、日本人は狙われやすいということなのでしょう。そして、そんな泥棒界で今一番人気なのがスマートフォンなのです。

治安対策とスマホの盲点

今度訪れる国や都市はちょっと治安が良くないらしい、と聞けば、私たちはもちろん荷物や貴重品に気を配るようにします。パスポートや余分なお金はセーフティボックスに預け、お財布はお尻のポケットには入れないとか。カメラは撮ったらカバンにしまう、カバンはファスナー付きのものをたすき掛けにするなど注意しますよね。しかし、スマホはつい気軽にポケットに入れたままにしてしまうのです。メールのチェック、地図の確認、それから今は多くの人がスマホで写真を撮るようになりました。使う頻度がなにかと多いので、スマホは貴重品という感覚を持ちにくいというのもあるのでしょう。そこが盲点なのです。

泥棒はいつもあなたを見ています

例えば街なかでちょっとスマホをチェックしたとき、スマホで写真を撮っているとき、泥棒はみなさんがどこにスマホをしまうのかを見ています。そして、しばらく後をつけて、人ごみの中にいるときやちょっと緊張が切れているときを見計らって、さっとポケットのスマホを掏っていくのです。レストランやカフェでも要注意です。日本人はみんな料理や食事中の写真を撮りますが、その時に、スマホをテーブルの上に置きっぱなしにしないこと。レストランの中にも泥棒は入ってきますから。片方から注意を引いて、そちらに気を取られている間に反対側から仲間が盗っていくということもあります。夏はテラス席の利用も増えますので、さらに注意が必要です。

大事なスマホ、盗られてしまったらどうなるの?

例えばバルセロナでは、盗られた物は99.9%出てきません。忘れ物や落し物も、金目の物は99%戻ってきません。それらが流通する泥棒の闇マーケットがあり、すぐにそこで捌かれてしまいます。盗られてしまったら、日本に連絡して利用を止めてもらい、警察で盗難レポートを作ってもらって、それを海外旅行傷害保険で補填してもらうくらいしかできません。実際に日本からのお客様でスマホを盗らた方は沢山いらっしゃいます。みなさん、スマホも貴重品です。十分に気をつけて携帯してくださいね。