書き入れ時でも休みます

「8月は、ヨーロッパの長い夏休みのメインの月で、スペインにも世界中からたくさんの観光客がやってきます。日本だったら、一番の書き入れ時として、観光地では休みを返上してお店を開けるレストランや土産物屋も多いでしょう。ところがスペインでは、8月いっぱい夏休みで締めてしまうレストランやバル、ショップがけっこうあるんです。スペイン人にとっては、商売よりも自分の夏休みの方が大切なんですね。日本人には羨ましい話です。8月にスペインに行く方は、お目当ての店が夏休みの可能性もあるのでご注意ください。

8月のスペイン、夏休みで営業していないバルやレストランが多いので要注意! 8月のスペイン、夏休みで営業していないバルやレストランが多いので要注意!

家族経営の店は休むところが多い

経済危機真っ只中のスペイン、以前よりは8月でも開ける店が多くなりました。また、ひと月閉めていたのを2週間にする店もあります。閉めるのはだいたい儲かっていて余裕のある店や、家族経営の小さな店、観光客ではなく地元の客が多い店など。8月だけ営業時間を変更するところもあります。店のウェブサイトにきちんと明記されていればいいのですが、そうではないところの方が多いので、実際に行ってみたら閉まっていた、なんてこともあります。バルセロナでも、味のあるおやじさんがやってるような、古いいバルはたいてい閉まってしまうのが残念です。

モンセラットの修道院の聖歌隊も夏休み

バルセロナ郊外に、パワースポットとしても有名な山モンセラットの修道院があります。ここの見どころの1つに少年達の聖歌隊による合唱があり、それを目当てに訪れる人も多いのですが、彼らも毎年、6月末から8月半ばまで夏休みに入ります。こちらはウェブサイトでスケジュールを確認できるので、旅行の計画にモンセラットもお考えの方は、カレンダーをご覧ください。夏は天気がよく、モンセラットの山には沢山のウォーキングルートと眺めのよいポイントがあるので、聖歌隊の合唱がなくても、十分に訪れる価値がありますよ。

お役所も半ドンに!?

スペインでは、8月はなんとお役所も半ドンになります。郵便局も午後2時で閉まってしまうので、郵便局に用事のある人は午前中に行くようにしましょう。スペインのお役所仕事は7月半ばから夏休みモードになり、9月半ばくらいまでは夏休み気分が抜けないので、2ヶ月間はあまり機能してないと言っても過言ではありません。留学ビザの申請など、日本のスペイン大使館で事務手続きのある人は、本国では夏の間は手続きがあまり進まないものと考える必要があります。