エアコンのない家がまだまだ多いスペイン

6月の中旬あたりから一気に暑くなるスペイン。今年の6月第一週に仕事でグラナダに行ったときに、夕方6時の外の気温計が40℃を表示しているのを見たときは、ありえない気温に思わず笑ってしまいました。私が住んでいるバルセロナはほとんどが高層の集合住宅ですが、エアコンが設置されていないアパートがまだたくさんあります。私が借りている部屋も、もちろんエアコンなどありません。バルセロナの夏は日本よりは湿度が低く、まだ過ごしやすいといえますが、それでも8月はさすがに寝苦しい夜が続きます。

エアコンのない家も多いスペイン、暑い夜はバルのテラスで過ごします エアコンのない家も多いスペイン、暑い夜はバルのテラスで過ごします

シェアルームだとドアを解放できない

以前住んでいたマドリードのアパートもそうでしたが、こちらのアパートの間取りは、あまり風の通りが考慮されていない気がします。風通しが今ひとつで、熱気がこもりやすいのです。ワンルームの賃貸がほとんどないスペイン。一人暮らしの人はシェアルームの一室に住むことが多いのですが、部屋のドアを開けっ放しにもできないし、エアコンのない夏はなかなか厳しいものがあります。また、エアコンがあったとしても、電気代がどんどん値上がりしている中、極力エアコンを使いたくない人も多いでしょう。

暑い夜はバルで涼むのがスペイン人流!?

家にいても暑いなら、外に出かけるのがスペイン人。空気が乾燥しているので、夜になると外気はけっこう涼しくなります。家で食事を終えたあと、バルのテラスでビールを一杯頼んで、涼みながら友人や家族とずーっとお喋りしているスペイン人の姿を、町のいたるところで見かけます。今年の6月は、みんなバルのテラスに陣取って、バルの大型TVで放映されるワールドカップの試合を観戦し、大いに盛り上がっていました。

夕涼みがてらのスペイン人ウォッチング

夏のスペインを訪れたら、みなさんも是非、近所のバルのテラスで夕涼みを楽しんでください。特に、節約旅でエアコンのないホステルに泊まっている人におすすめです。冷たいビールを飲みながら、閉店ぎりぎりまでバルのテラスでお喋りに興じている、宵っ張りのスペイン人たちを観察するのもなかなか面白いですよ。ホテルにこもっているよりも、スペインの懐にちょっとだけ深く入り込める気がします。観光客があまり立ち寄らなそうな、地味だけどなんだかにぎわっているバルがおすすめです。