世界中で派手に行われるカウントダウンのイベント

家族で除夜の鐘を聞きながら年越しそばを食べ、静かに初詣に出かける日本の元旦。しかし世界の年越しでは、みんなで派手に盛り上がって新年を迎えようと、豪華なカウントダウンのイベントが行われます。世界中から100万人以上もの人が集まるというニューヨークのタイムズスクエア、世界遺産のロンドン塔やビッグベンなどの歴史的建造物と花火の競演が見もののロンドンのテムズ川両岸、近代的なビルのイルミネーションと花火が華やかなシンガポールなど、華やかなカウントダウンで有名な都市が世界中にあります。

世界のニューイヤー〜バルセロナでの新年のカウントダウンにはブドウを忘れずに!〜 世界のニューイヤー〜バルセロナでの新年のカウントダウンにはブドウを忘れずに!〜

今まではマドリードの方が盛り上がっていたけど…

ところが、ヨーロッパでトップクラスの人気の観光地であるバルセロナは、カウントダウンはそれほど派手ではありません。むしろ、カウントダウンに関してはマドリードのプエルタ・デル・ソルで行われるものの方が有名です。全国にその様子が生中継され、マドリード市庁舎の午前0時の時計塔の鐘の音に合わせ、12粒のブドウを食べるのが、スペインの伝統的な年越しのイベントなのです。一方バルセロナは、“うちも世界的なカウントダウンイベントのスポットにするぞ”とようやく気合を入れたようで、2013年から派手なカウントダウンイベントを行うようになりました。

カウントダウン会場はスペイン広場

バルセロナのカウントダウンイベントの会場は、スペイン広場からカタルーニャ美術館までのレイナ・マリア・クリスティーナ通り(Av.Reina Maria Cristina)で行われます。アクセスは地下鉄1号線(赤)か3号線(緑)のEspanya駅になりますが、私が45分前に行った時には地下鉄の中はすでに激混み、地上に出ても、もう身動きが取れず、先に進めないほどでした。ベストポジションは通りの中ほどにある噴水付近ですが、ここでイベントを見るには、早い時間から場所取りをする必要があると思います。30前くらいからいよいよショーが始まります。

カタルーニャらしいカウントダウンを楽しもう

2013年はまず巨大な“人間の塔(カタルーニャの伝統行事でユネスコの無形文化遺産)”の人形が噴水の手前に置かれ、光と音楽と噴水のショーが繰り広げられました。人間の塔をうまく取り入れているところがカタルーニャらしいですね。カウントダウンには会場でもみんなブドウを食べるので、スーパーで売っている12粒のブドウが入った缶詰を手に入れておきましょう。12回の鐘に合わせてブドウを食べ、新年を迎えると、一斉に花火が上がります。「Feliz ano nuevo!!(フェリス・アニョ・ヌエボ)」と周囲の人と声をかけ合い、頬にキスをしたりハグをしたり。イベントはだいたい0時半で終了します。とにかく混んでいるので、スリには十分に注意しつつ、カウントダウンを大いに楽しんでください。