まずは座席の位置を確認、それからビール!

その2からの続きです。チケットに書かれたゲートを見つけて入場します。座席のシステムは、東京ドームなどとほぼ同じでした。通路を挟んで、左右に奇数と偶数席が分かれているのが、ちょっと戸惑うぐらいでしょうか。隣席なら19の隣は17とか21になるので、チケットを2枚購入して連番でなくてもあせらないでください。プラスチックの席のスタンド席は、日本の球場などと同じ。列の間隔は狭く、中に入っていくには途中の人が立ち上がらないと通れません。席を確認し、開演まで時間があったので、売店に行ってみました。売っているのは飲み物とサンドイッチ。水が3ユーロ(約380円)、ビールが6ユーロ(約760円)となかなかの値段でした。ペットボトルの持ち込みは、投げ込むと危ないので禁止されています。そのため、水を買ってもフタが外されてしまうのには驚きました。

グラウンドにはバーカウンターも出て自由な雰囲気。雨対策の人の姿も グラウンドにはバーカウンターも出て自由な雰囲気。雨対策の人の姿も

コンサートを待つひととき

売店以外にも、客席の間を背中にタンクを背負ったビール売りや、ポップコーン売りが歩いています。グランドを見下ろすと、フィールドの両脇に大きなバーカウンターが設置されていました。ライブの途中で、スタンドの売店に戻ることなく、飲み物が買えるのです。スペインらしいなと思いました。もっとも前の方に陣取っている人は、絶対に動かないでしょう(笑) 開演時間が近づいてきました。21時近くなり、空はようやく暗くなってきました。会場からは自然発生的に、バルサの優勝を祝う掛け声やウェーブが巻き起こっています。照明が落ち、大歓声と共にブルースとEストリートバンドの演奏が始まったのは、21時15分ごろでした。

曲間なく、次から次へと続く怒涛のライブ

コンサートは「すごい!」の一言です。この欄は音楽コラムではなく旅行ブログなので、内容については詳しくは書きませんが、本年66歳とは思えないパワフルな歌声、そしてステージの端から端まで、動く動く。セットリストは、2週間前までの北米ツアーとは若干変えていました。総曲数はほぼ同じですが、海外ということなのか北米では全曲演奏していた『ザ・リバー』20曲のうち披露したのは12曲。その代わりに大ヒットアルバム『ボーン・イン・ザ・USA』から7曲という配分です。ライブがスタートしてからスローな曲が登場するまでの1時間は、ずっとコンサートのハイライトが続いているような感じ。しかも曲間はほとんどありません。スローな曲ではスタンドにスマホのライトが灯り、まるで南米の町ラパスの夜景のようでした。(その4に続く)