軽犯罪の多いバルセロナ

「気をつけて!スリはあなたを狙っています」これはバルセロナの地下鉄内で流されている放送です。地元カタルーニャ語、スペイン語、英語に次いで日本語が流れます。いかに多くの日本人がスリの被害に遭っているかがわかりますね。夏の観光シーズンは泥棒も稼ぎ時です。多くの地元の人たちがバケーションでバルセロナから離れる8月は、「8月にバルセロナにいるのは旅行者と泥棒だけ」と揶揄されるくらいです。強盗のような凶悪な犯罪は少なく、多発しているのはスリや置き引きなどの軽犯罪ばかり。ちょっと注意すれば防げるんです。

気をつけて!スリはあなたを狙っています。在住者によるバルセロナの最新治安情報 気をつけて!スリはあなたを狙っています。在住者によるバルセロナの最新治安情報

とにかく気をつけて!!スマートフォン

日本人が多く泊まるホステルで働いている友人や、ガイドをやっている知人に聞くと、このところ激増しているのがスマートフォンのスリです。本当に多くの日本人が被害に遭っています。先日も「バルセロナでスマートフォンを盗られた人が、帰国後100万円近い請求を受けた」というニュースを読みました。盗られたことに気づいて利用停止の連絡をするまでの間に不正使用された場合、所有者には支払いの義務があるのだそうですね。「アイフォンをポケットにしまったら、ポケットと反対側から外国人に声をかけられて、答えている間に盗られていた」という話も聞きました。スマートフォンも貴重品だということを忘れずに!!

この頃復活、ケチャップ強盗

いっとき聞かなかったのに最近よく聞くのがケチャップ強盗です。“強盗”というとちょっと恐しいので“ケチャップスリ”と呼ぶほうがいいかもしれません。ケチャップに限らず何か液体を旅行者の肩や背中にかけて、「汚れてますよ」と親切を装って汚れをふき取る振りをして、その間にスっていくものです。バルセロナの市庁舎広場とランブラス通りを結ぶフェランFerran通りで多発しているようです。また、カタルーニャ美術館の前で被害に遭いそうになった人もいます。「汚れていますよ」といわれても、そのまま足を止めずにその場から離れましょう。

郊外のパワースポットにも泥棒はいます!

バルセロナからの人気の日帰りスポット、モンセラの修道院。こんなありがたい場所にも悪い人はいます。修道院の中庭から本堂に入ると、中は急に暗くなります。目が慣れず入り口のあたりでまごついている間に、付近にいるスリが近づいてきてやられてしまうのです。少年の聖歌隊による合唱が始まる前は観光客がどっと入ってくるので、十分気をつけてください。カフェテリアで、テーブルのそばに5ユーロ札が落ちているのを見つけ、それを拾おうとした一瞬に椅子に置いておいた荷物を盗られた人もいます。荷物は体から離してはいけません。