あの「グエル公園」がとうとう有料に!

スペインも2014年の観光シーズンを迎え、ヨーロッパをはじめ世界中からの観光客が一気に増えてきました。新しい見どころがオープンしたり、入場のシステムが変更になったりしたところもあります。そこで今回は、2013年秋から2014年にかけての最新の観光情報についてご案内しましょう。まずはガウディの建築物でも人気の高い、世界遺産「グエル公園」です。グエル公園はいままで入園無料でしたが、不況のどん底にあるスペイン、公園の維持保存を理由にとうとう2013年10月25日から一部有料になってしまいました。

ガイドブックにはまだ載ってないかも? 在住者によるバルセロナの最新観光情報その1 ガイドブックにはまだ載ってないかも? 在住者によるバルセロナの最新観光情報その1

インターネットの事前予約がおすすめ

グエル公園の有料化は一部モニュメントゾーンだけ、となっていますが、このモニュメントゾーンこそがガウディのデザインした部分で、私たち観光客が一番見たい場所でもあります。入園料は8ユーロ。30分ごとに400人までと入園人数の制限も行われるようになったので、確実に入場するためにもインターネットでの事前予約をおすすめします(事前予約は7ユーロ)。チケットは3ヶ月前から購入することができます。当日窓口に行ってもチケットは買えますが、その時間が売り切れていたら入れません。空いている時間まで待つのは時間がもったいないですよね。

旧市街の市場が生まれ変わった「ボルン文化センター」

バルセロナの街の中でも最も古くからある地区のひとつ、ボルンは、現在はバルセロナで最もオシャレなエリアとして人気で、雰囲気のある狭い路地に小さいながらも気のきいたショップが並んでいます。このボルン地区にあった市場の建物が10年以上に及ぶ長い改築工事を終え、2013年9月に「ボルン文化センター」として公開されました。ボルン市場は建築家のジョセップ・フォントセレ・イ・メストレによってデザインされ、パリのエッフェル塔と同時代の1876年に完成しました。野菜と花の卸市場だった市場は1971年に閉鎖され、市民の図書館として再生するための工事中に、なんと地下から1700年代当時のバルセロナの街の遺跡が発見されたのです。

旧市街のど真ん中で遺跡を見る

10年以上の歳月をかけて、遺跡は完全に掘り出され、文化センターとしての市場の再改築が行われました。文化センターとしてオープンした今、私たちは、バルセロナ初の鉄骨の建物だった、鉄とガラスの繊細な組み合わせが非常に美しい市場の建物と、広い建物の中央部分を占める1700年代の住居跡を見ることができます。広い石畳の道や各家庭の井戸や住居の跡は壮観です。館内にあるバルセロナのビールメーカー「モリッツMoritz」のバルでご当地ビールを飲みながら、300年前のバルセロナの人々の暮らしに思いを馳せるのも悪くありません。