バルセロナ最大のお祭り、メルセー祭

住んでいて思うのですが、バルセロナは年間通して、イベントの開催がとても多い町です。その中でも、地元の人々が待ちに待っている、1年で一番盛り上がるお祭りをご紹介しようと思います。それは昔、町を厄災から救ったとされる聖人メルセーを祝う祭りで、祝日となる9月24日を最終日とし、4日程前から行われます。旅行者の方も、その日程に合わせて、バルセロナ旅行を計画するだけの価値がありますよ。

バルセロナ最大の祭りメルセーでは、イベントスケジュールを要チェック!(1) バルセロナ最大の祭りメルセーでは、イベントスケジュールを要チェック!(1)

イベントの数はなんと、500超え!

この期間、市内の数十箇所で行われるイベントスケジュールを把握するのが、祭りを楽しむポイントです。イベント情報は、10日くらい前から市のホームページで公開されます。もちろん、バルセロナに到着してから、ツーリスト・インフォメーションでもパンフレットがもらえるので、そこから計画することも可能です。例えば、地元カタルーニャ地方の伝統芸能、コンサート、博物館・美術館の無料開放など、500を超えるイベントが予定され、見逃せないものばかり。

カタルーニャの伝統芸能は巨大

バルセロナが属するカタルーニャ州の伝統芸能の数々が生で見られるのが、この祭りの特徴でもあります。その一つ「ヒガンテ(Gigantes)」は、高さ4mを超える人形の中に人が入って、音楽に合わせて踊ったり、町を練り歩くもの。カタルーニャ語で「巨大」を意味し、中世の衣装をまとった巨人達の行列はユーモアたっぷりで、子ども達にも大人気。市庁舎のあるジャウマ広場やライエタナ大通りで、16時からパレードが行われます。散策中に偶然出会ったら、ラッキーですよ。

人間の塔を生で見る迫力

同じくジャウマ広場では、もう一つの伝統芸能の「人間の塔(Casteller)」のコンテストが行われます。その高さや完成度、美しさをカタルーニャ地方の各市の代表が競います。メルセー当日は、バルセロナ市内の各地域のチームが競う日です。私も24日の12時から見に行きました。組み体操のように、人間だけで7段、8段の塔を作っていきます。肩の上に人が順々に立っていき、一番上にはまだ幼い女の子が這い上っていき、頂上で手を挙げた瞬間、思わず大歓声と拍手を送っていました。ジャウマ広場は大勢の人が見に来るので、早めの時間に行って場所取りしましょう。