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スペインの世界遺産/モデルニスモ建築の巨匠モンタネールとカタルーニャ音楽堂(その1)


掲載日:2018/09/24 テーマ:世界遺産 行き先: スペイン / バルセロナ

タグ: 一度は行きたい 建築 世界遺産 素晴らしい


ガウディと並ぶ人気のあったモンタネール

バルセロナのゴシック地区にあるカタルーニャ音楽堂 バルセロナのゴシック地区にあるカタルーニャ音楽堂

「バルセロナの建築家」というと、どうしてもアントニ・ガウディが真っ先に浮かびますよね。確かにバルセロナ観光のメインは「サグラダ・ファミリア聖堂」などガウディの建築作品ですが、ほかにも建築好きにたまらない建物群があるんですよ。今回紹介するのは、19世紀末から20世紀初頭にバルセロナを中心に流行したモデルニスモ建築の代表作、カタルーニャ音楽堂です。この建物を設計したのが、ガウディより2歳年上で建築家としても成功を収めたモンタネールです。その作品の中には世界遺産にも登録されているものも2つあります。

モンタネールはガウディの先生だった?

リュイス・ドメネク・イ・モンタネール(カタルーニャ語では「ムンタネー」となる)は、1850年にスペインのバルセロナで生まれました。家は裕福な印刷業者だったといいます。そのため十分な教育も受け、25歳でバルセロナ建築学校(現カタルーニャ工科大学建築学部)の教授になります。その時、2歳年下のガウディに講義したことがあるとか。モンタネールはのちに建築学校の学長や政治家にもなるなど、当時のバルセロナではガウディ以上の名士でした。

独立の気風が強いカタルーニャ地方

また、モンタネールは熱心なカタルーニャ主義者としても知られていました。バルセロナを中心とするカタルーニャ地方は、現在も独立運動が盛んなことはニュースでご存じでしょう。カタルーニャはスペインでも最も東、フランスとの国境沿いにあります。中世にはアラゴン王国があり、マドリードを中心とするカスティーリャ地方とは文化や言葉も異なっています。スペイン統一後、一時は衰退していたカタルーニャですが、モンタネールが生まれた19世紀半ばからは産業革命の恩恵を受け、工業都市として発展します。産業資本家が台頭するという、新しい風がバルセロナに吹いてきたのです。

アールヌーボーを取り入れたモデルニスモ建築

19世紀後半、工業都市として発展したバルセロナは、都市の再開発が進む空前の建築ラッシュでした。それまでスペインの建築には、「ムデハル様式」というイスラムとキリスト教の建物の様式を融合させたスタイルがありましたが、そこから発展したネオ・ムデハル様式が、世界的に流行りつつあったアールヌーボーとバルセロナの地で混じり、「モデルニスモ建築」を生み出したのです。19世後半になると、裕福になった資本家たちは時代の最先端ともいえる建物を競うように建て始めました。そこで頭角を現してきたのが、ガウディとモンタネールという2人の建築家でした。(その2に続く)

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2018/09/24)

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※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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