後部座席の窓に追加料金表が貼ってある

前項で、バルセロナのタクシードライバーの中に、不要な追加料金「スプレメント」を知らない間に上乗せする悪徳ドライバーがいるとお話ししました。では、どうやったら防ぐことができるでしょうか。まず、メーターによくわからない数字3.10とか2.10が表示されていないか見ること。また、止まったところでメーターの料金が急に増えていないかをチェックすることが必要です。わからない金額が加算されたら、いま追加されたのは何かと聞いてください。「○○○のスプレメントだ」と言われたら、タクシーの後部座席の窓ガラスに貼ってあるシールの「スプレメント一覧」で確認しましょう。

便利で使いやすいバルセロナのタクシーだけど、「追加料金」に気をつけて!(後編) 便利で使いやすいバルセロナのタクシーだけど、「追加料金」に気をつけて!(後編)

機械から出てくる領収書をもらおう

もうひとつ、不正を防ぐために、必ず機械から出す領収書をもらうようにしましょう。私は年が明けて1月最初の日曜日の夜にタクシーに乗ったら、2.10ユーロ加算されました。これは何かと聞いたら「日曜日の夜のスプレメントだ」と言われました。前年までそんなスプレメントはなかったのですが、年が明けて変わったのかと思いました(助手席に座っていたのでシールを確認できませんでした)。でも、それは結局ドライバーの嘘だったのです。もらった領収書は手書きでスプレメントの内訳もなく、後でクレームをつけるにもなんの証拠にもなりませんでした。

トランクにスーツケースを入れたら追加料金

スーツケースをトランクに入れると、これもスプレメントがかかります。サイズが55x35x35cm以上のスーツケースまたは同じくらいの荷物ひとつにつき1ユーロで、最大4つまで。また、バルセロナには普通車のタクシーの他に7人乗りの大型タクシーがあるのですが、この大型タクシーに4人以上で乗った場合、3.10ユーロのスプレメントがかかります。3人までならかかりません。

クリスマスイブや大みそかに注意

バルセロナのタクシー料金は時間と曜日によって細かく区分されていますが、特定の日にもスプレメントが設定されています。6月23日(サン・ジョアンの日前夜)、12月24日(クリスマスイブ)、12月31日(大みそか)は、20時から翌朝8時まで、3.10ユーロのスプレメントがかかります。流しのタクシーは非常に少なくなるので、ホテルやレストランで呼んでもらうといいでしょう。基本的にバルセロナのタクシーは安全で料金も安いです。普段は流しのタクシーも拾いやすいので、タクシーをうまく利用して、バルセロナの観光を楽しんでくださいね。この記事のデータは2015年のものです。毎年、料金や設定が変更になりますので、タクシーの窓に貼ってあるスプレメント一覧で必ず確認してくださいね。