泊まっていた部屋にパスポートを忘れた!

帰国のフライトに間に合わなかった怖いお話、まだまだ続きます。いつものように、バルセロナにある日本人の利用者が多いホステルで働く友人に聞いた話です。朝、帰国のためにホステルをチェックアウトし、空港に向かったカップルがいました。ホステルのチェックアウトの時刻が過ぎたので、友人が空いた部屋のクリーニングを始めたところ、なんとそのカップルのいた部屋に女性のパスポートが残されていたのです。と同時に、空港のカウンターでパスポートを忘れたことに気づいたその女性から「とにかく今からタクシーで取りにいきます!」との電話が入りました。

ホテルにパスポートを忘れてしまった人の話 -フライトに間に合わなかった悲劇その2- ホテルにパスポートを忘れてしまった人の話 -フライトに間に合わなかった悲劇その2-

カップルの片方だけ残る羽目に・・・

慌てまくって戻ってきた女性は、パスポートを手にするとまたダッシュでホステルを出て行きました。そして40分ほど経ってまたその女性から電話が入りました。「間に合いませんでした・・・。お部屋空いてますか?」 ボーイフレンドは翌日から仕事があり、やむをえず彼女を残して先に帰国したそうです。残された女性は、日本でチケットを購入した旅行会社のバルセロナ支店に出向いて新たに帰国便の手配をしましたが、その航空会社が当時日本に毎日飛んでいなかったため、数日バルセロナに滞在する羽目になりました。もちろん、チケット代は別途支払わねばなりませんでした。

セーフティーボックスの中は空ですか?

“パスポートを忘れる”という致命的な失敗は、個人旅行だけでなくグループ旅行でも起こりえます。これはマドリードでガイドをやっている友人に聞いた話です。マドリードからバルセロナに移動するグループ旅行のアシスタントとして、マドリードの空港でチェックインの手続きをしていた時、ひとりのお客様がホテルの部屋のセーフティーボックスにパスポートを忘れてきたことがわかりました。すぐにホテルに電話してパスポートをフロントで保管してもらい、ガイド仲間に取りに行ってもらうように頼んで空港で待っていたのですが、結局間に合いませんでした。そのお客様ひとりだけを残して他のメンバーたちはバルセロナに発っていったのです。

出発前にもう一度パスポートの確認を

帰国便ではなかったのが不幸中の幸いでしたが、新たにフライトを手配し、バルセロナについてからのホテルまでの送迎と、グループに合流する手配をするのは大変だったそうです。出発前には添乗員がホテルのロビーで確認し、空港までのバスの中ではガイドが「パスポートや貴重品のお忘れ物はないですね」と確認しても、うっかり忘れてしまうこともあるのです。その結果が、余計な出費とせっかくの観光に間に合わないという残念な思い出につながってしまいます。お部屋を出る前にもう一度、パスポートが手元にあるか、セーフティーボックスが空になっているかを確認するようにしましょう。