エッフェル塔のような、ビスカヤ橋

スペイン北バスク自治州ビルバオと、隣町ポルトゥガレテを結ぶビスカヤ橋。2006年に世界で最も古い運搬橋として、世界遺産に登録されました。今現在も人々の日常生活には欠かせない橋として、人、車、バイクなどを運ぶのに使用されています。ビルバオ市の中心から地下鉄で20分、そこから徒歩10分ほどの所に巨大な橋がそびえ立っています。この橋を設計したのは、パリのエッフェル塔を設計したエッフェルの弟子で、鉄橋を見た時、何かエッフェル塔と似たものを感じました。1893年に完成し、その後の市民戦争時にひどくダメージを受けましたが、現在は修復されています。

ビルバオにかかるビスカヤ橋のここがスゴイ! ビルバオにかかるビスカヤ橋のここがスゴイ!

橋の色は市民が決める

橋を遠くから見ると黒色に見えますが、近づいてよく見ると、茶色のような、赤茶色をしているのに気がつくでしょう。以前訪れたときは黒色で、橋の迫力を感じましたが、近年この色に塗り替えられました。黒は夏の暑さで熱を吸収しやすく、それによって金属骨格の微妙な変動を引き起こしやすいとのこと。軽減させるための塗り替えが提案されました。新しい色を決める時、市民の投票が行われました。歴史的にビルバオが鉱工業で盛んだったことへのオマージュで、この色が選ばれたようです。自分たちの選んだ色ですから、市民の思入れは強いですね。

高所恐怖症ではない方は是非!

橋を歩いて渡ることができます、と聞くと当たり前のようですが、この橋の高さは何と45mもあります!!その一番高い所の床に、約10cm幅の木材が並べられて、歩道になっています。しかし、その木材の間には数cmづつの隙間があり、覗けば自然と真下の川の水面が目に入ります。想像しただけで、コワイ!高所恐怖症の私は、全長160mもある橋を渡ることはできませんでした。勇気のある方は、是非自分の足で渡る挑戦をしてみてください。ちなみに料金は5ユーロ(約670円)、下のゴンドラで渡ると0.35ユーロ(約47円)でした。

橋を渡った先には、どんな街がある?

ビルバオには、グッゲンハイム美術館やグルメスポットなど観光情報はたくさんあります。では、この橋を渡った先のポルトゥガレテという街には何があるのでしょうか。ここまで来たので、散策してみることにしました。橋を渡った先は、とにかく坂が多い! 道には、エスカレーターがあるほど、急勾配です。それをうまく利用すると、高台まで行けるのでそこから橋を眺めることもできます。中世からある古い通りや、歴史的な修道院などもありますが、下町的な雰囲気もあり、バルで一杯のカフェでも飲んでのんびりするのが似合う町でした。