まずは第1のビューポイントから見下ろす

「アクセス編」からの続きです。ビルバオから1時間、ガステルガチェのバス停に着きました。「Gaztelugatxe」と書かれた茶色い看板に従って左に進み、坂を下りていきます。道の左側にホテル兼食堂があり、その前を道なりに右方向に進んでいくと、視界が開け、眼下にカンタブリアの海が広がります。ここが第一のビューポイント。左手にガステルガチェ島が見えました!! ちょっと離れていますが、陸から島の頂上に建つ教会まで続く石段がきれいに見えます。確かに、万里の長城にちょっと似ていないこともないかも?

カンタブリアの海に浮かぶ小さな島は超絶絶景!! カンタブリアの海に浮かぶ小さな島は超絶絶景!!

ぐっと大接近、第2のビューポイント

島に渡るには、今来た道を戻り、さっき通り過ぎたホテル兼食堂の横の階段を下りていきます。案内にしたがって右側に曲がり、けっこう急な下り坂を100メートルほど下りると、途中に分岐がありました。左側に100メートル降りると展望台、右手の道は島へと続きます。私はまず左の展望台に向かいました。さっきの展望ポイントよりもぐっと近づいたガステルガチェの島が正面に現れ、つい「おおお!!」と声をあげてしまいました。なんともスペクタクルな絶景です。私が訪れたのは朝早い時間だったのでまだほかに誰もおらず、贅沢にもこの風景をしばし独占したのでした。

そしてついに島の入り口に到着

100メートル戻って今度は分岐を右に進みます。ここから島の入り口まではひたすら下り坂で、舗装が切れて土の道になります。雨の多いバスク地方、晴れた日でも日陰はぬかるんでいるところもあるので、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。足元に気をつけながら下り、車道と合流してさらに下りていくと、ようやくガステルガチェ島の入り口に着きました。島の頂に建つ小さな教会まで石段が続いています。スペイン人はこの石段を見て「中国の万里の長城のようだ」と思ったのでしょう。

モンサンミッシェルよりも感動的!?

しかし、実際に中国の万里の長城を見たことのある私にとって、正直なところ「これをスペイン版万里の長城と呼ぶとは、スペイン人もかなり大きく出たものだなあ。始皇帝もビックリだ」と思わざるを得ませんでした。もうまったくレベルが違いすぎます。でも、万里の長城だと思わなければ、この眺めは実に素晴らしい。私の個人的な感想ですが、同じく島の上に教会が建つフランスのモンサンミッシェルよりもこちらの方がはるかに美しく、私好みの絶景でした。(観光編2に続く)