サボテンって美味しいの?

サボテンと聞いてメキシコを思い浮かべる方も多いと思います。荒野に、背高くそびえ立つ、ツンツンの棘を持ったサボテン。きれいな花を咲かす植物ですが、今回の話題はお皿にのる「食べるサボテン」です。サボテンを食材として、またフルーツのように食べる国があることをご存知ですか。サボテンに似た多肉植物のアロエを食べる日本ですから、大して驚きはないかもしれませんが、食用のサボテンはアロエより食べ方が豊富です。旅行で訪れた際には、新しい食感を試してみてはいかがでしょう。

珍フルーツ、サボテンを食べるなら暑い国 珍フルーツ、サボテンを食べるなら暑い国

初心者には、サボテンのステーキ

サボテンは、メキシコ料理には欠かせないと言われています。定番料理のタコスやサラダにも入れるというほど、現地では野菜のように使われています。日本語で「ウチワサボテン」という名前の食用サボテンの茎を使います。食感もあり、味は癖がないので、いろんなソースや味付けに適応できる食材です。試すのにちょっと勇気が必要、という方にお勧めなのが、ステーキや炒めたものはいかがでしょうか。塩と胡椒のみで味付けされて、好みで辛くすることもできます。火も通しているので、さほど怯えることなく挑戦できるのではないでしょうか。

ロマ民族が売る、サボテンの実

食べられるサボテンは、何もメキシコだけのものではありません。南スペインに住んでいたとき、道端でサボテンを売るロマ民族達をよく見かけました。黄緑色や黄色に少し赤みがかかった、棘を取ったサボテンを並べていました。長さ10cm未満の俵型をしていました。5個で1ユーロ(約147円)と破格の値段と、売り子と話していると「肌にいいから女性におすすめよ」と勧められ、買ってみることにしました。冷蔵庫で冷やして、食べるとさっぱりとしていて、悪くありません。ちなみに、これはサボテンの花が咲いた後の下の部分を食べます。

夏バテや便秘にも効くサボテンの効能

このウチワサボテンは、イタリアやスペインの地中海沿岸沿いの町でも育てられています。夏頃から市場で売られているのを見かけるようになります。夏に、冷やして実を半分に切ってスプーンで食べます。甘みはあまりありませんが、みずみずしくて、夏の暑さをホッと和らげてくれます。暑さバテにも効果があり、便秘解消にも効くそうです。中には黒い種がたくさん入っていて、私は気にせず食べてしまいましたが、気になる方はミキサーにかけて、ジュースで飲むのもいいでしょう。旅行中にサボテンの実を見かけたら、是非挑戦してみてくださいね。